2番目のヒカリゴケの場所から少しジグザグに登っていくと、周囲の木々は少なくなり、
展望が一気に開けるようになる。 | |
また、抜戸岳の右には大ノマ岳、弓折岳が見え、
その 2つの山を結ぶ稜線の後方には東西に長い双六岳の稜線が見えている。 道はやがて平坦な道へと変わり、両側を斜面に囲まれた谷状の地形を進むことになる。 |
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この秀綱神社は、戦国時代に飛騨高山 松倉城主であった三木秀綱を祀ったものであり、
この地は、羽柴 (後の豊臣) 秀吉による飛騨攻めによって落城し、
落ち延びることになった秀綱が一泊した場所とのことである。 神社は小さいながらも立派な鳥居を有し、『秀綱神社』 と彫られた扁額も立派である。 | |
秀綱神社を過ぎると、足下にはパウダーシュガーを振りかけたような雪が頻繁に現れるようになる。 そして、9時3分に 焼岳小屋と 中尾峠・焼岳との分岐に到着。 |
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先の方、右手を見れば、 樹林越しに焼岳の岩峰が見えるようになり、 左手には焼岳展望台の高み、そして振り返れば 笠ヶ岳 − 抜戸岳の稜線が白く輝き眩しい。 樹林帯を抜け出し灌木帯に入ると、さらに展望が広がり、 笠ヶ岳、抜戸岳、大ノマ岳、弓折岳、 そして双六岳、樅沢岳、左俣岳、西鎌尾根と続く稜線が完全に見通せるようになり、 写真を撮りまくって足が進まなくなる。 | |
また、登山道の周囲には噴気 (恐らく蒸気のみ) を上げる場所が多くなる。 |
焼岳 1、   焼岳 2、   焼岳 3、   焼岳 4、   焼岳 5、   焼岳 6、   焼岳 7、   焼岳 8、   焼岳 9、   焼岳 10、   焼岳 11 もご覧下さい。