焼 岳 ( 焼 岳 (南峰):2,455.5m、但し 登頂した北峰は 2,444.3m ) 2014.11.5 登山



【PHOTO & 記録 焼 岳 3】

 

2番目のヒカリゴケの場所から少しジグザグに登っていくと、周囲の木々は少なくなり、 展望が一気に開けるようになる。
笠ヶ岳と抜戸岳を結ぶ稜線は無論のこと、 その下方の山肌、そして穴毛谷までも見ることができるようになる。

また、抜戸岳の右には大ノマ岳、弓折岳が見え、 その 2つの山を結ぶ稜線の後方には東西に長い双六岳の稜線が見えている。
弓折岳の右には、樅沢岳 (写真 左の大きな山)が見え、 さらに右に、左俣岳 (写真右に見えている ロープウェイ鉄塔から左に 2番目の高み)を含む 槍ヶ岳の西鎌尾根が続いている。

道はやがて平坦な道へと変わり、両側を斜面に囲まれた谷状の地形を進むことになる。
そして、突然 簡易トイレのような雨量観測小屋が現れ、そのすぐ先で秀綱神社 (下の 写真) の前に飛び出たのだった。時刻は 8時52分。

この秀綱神社は、戦国時代に飛騨高山 松倉城主であった三木秀綱を祀ったものであり、 この地は、羽柴 (後の豊臣) 秀吉による飛騨攻めによって落城し、 落ち延びることになった秀綱が一泊した場所とのことである。
なお、その後、秀綱は中尾峠を越えて信州に入ったものの、金目当ての地元民に殺害されたとのこと。 秀綱の奥方も、秀綱とは別行動にて徳本峠を越えて逃げようとしたが、やはり殺害されてしまったらしい。

神社は小さいながらも立派な鳥居を有し、『秀綱神社』 と彫られた扁額も立派である。
鳥居の奥には大きな岩があり、その岩を割るようにして木が生えている。
岩には庇のような部分もあるため、秀綱がここで一夜を明かしたというのも頷ける。

秀綱神社を過ぎると、足下にはパウダーシュガーを振りかけたような雪が頻繁に現れるようになる。
周囲はササ原、そしてオオシラビソの樹林帯が続く。

そして、9時3分に 焼岳小屋と 中尾峠・焼岳との分岐に到着。
ここは右に道をとって焼岳を目指す。
最初は展望の利かない樹林帯を進むが、高度を上げるにつれ、太陽も周囲を明るく照らすようになり、 空には青空が広がって大変気持ち良く歩くことができるようになる。

先の方、右手を見れば、 樹林越しに焼岳の岩峰が見えるようになり、 左手には焼岳展望台の高み、そして振り返れば 笠ヶ岳 − 抜戸岳の稜線が白く輝き眩しい。

樹林帯を抜け出し灌木帯に入ると、さらに展望が広がり、 笠ヶ岳、抜戸岳、大ノマ岳、弓折岳、 そして双六岳、樅沢岳、左俣岳、西鎌尾根と続く稜線が完全に見通せるようになり、 写真を撮りまくって足が進まなくなる。

また、登山道の周囲には噴気 (恐らく蒸気のみ) を上げる場所が多くなる。
その所為であろうか、斜面のササが雪などを被って真っ白くなっている中、 噴気孔の周辺は緑や赤茶色の苔が全く雪を被らずにそのままの姿を見せている。



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