鷲羽岳 ( 鷲羽岳:2,924.2m ) 2015.9.14-16 登山 (登頂は 15日)



【PHOTO & 記録 鷲羽岳 9】

そして、 槍ヶ岳のさらに左には、 北鎌尾根、北鎌独標、東鎌尾根、喜作新道、 常念岳、 大天井岳が見えている。

写真 右方のピラミッド型の山が常念岳。 そして、写真 左端の山が大天井岳である。
また、常念岳の左後方、雲海の上に山が見えるが、恐らく 八ヶ岳であろう。

なお、周囲の展望を写真に納める際、北鎌独標付近は除いてしまったのだが、 帰宅後、下山時に撮った標柱の写真を拡大すると、その後方、北鎌独標の左奥に 富士山が確認できたのだった。
ガスが急速に抜け、あまりに早い展開に興奮してしまい、じっくり周囲を観察しなかったのは失敗であった。

大天井岳から左に少し間を空けて、 北東の方向には野口五郎岳がその大きな山容を見せている (写真)
野口五郎岳の左後方には三ツ岳、そして 蓮華岳、針ノ木岳が見えている。

写真では、野口五郎岳の左後方に見えるのが三ツ岳。
そしてその左後方、写真の左端の山が蓮華岳である。

蓮華岳と針ノ木岳の鞍部のさらに後方には 鹿島槍ヶ岳が見え、その左側、 針ノ木岳の左後方には 五竜岳も見えている。
また、針ノ木岳の左にはスバリ岳、そして少し離れて赤沢岳が見えている。

針ノ木岳の手前下方には、南沢岳、そして烏帽子岳が見えているが、 こちらから見る烏帽子岳は天を突く鋭角な形ではなく、 奥穂高岳から見たジャンダルムのような形をしていることに驚かされる。

写真では、中央に見えている山が針ノ木岳。その右後方に見えているのが 鹿島槍ヶ岳で、そのさらに右に見えているのは鹿島槍ヶ岳 北峰であろう。
針ノ木岳の左後方に見えているのが 五竜岳、そして 唐松岳
また、針ノ木岳の手前、真下に見えているのが烏帽子岳で、その左の山が南沢岳である。

ガスがドンドン流れ、周囲の展望が急速に広がっているので、 このまま ずっと待てば 360度の展望が得られると予想されたのだが、本日はこの後、 水晶岳、 三俣蓮華岳、双六岳に登らねばならないので、そうユックリもしておられず、山頂を後にすることにする。

下りに入る前、前方を見れば、ガスはほとんど無くなり、ワリモ岳を越えて 水晶岳まで続く登山道を確認することができるようになる。
この 鷲羽岳に登り着いた時点での、 ガスに囲まれてほとんど展望が得られなかった状態が嘘のようである。

こちらはかなり雲が取れてきた北薬師岳、 薬師岳

写真 中央の高みが北薬師岳で、その左の高みが 薬師岳である。
24年前に登った時にはガスで全く展望が得られなかったので、この山もいつかリベンジしたいところである。

7時22分、 水晶岳を目指して 鷲羽岳を後にする。
気分良くガラ場の斜面をジグザグに下る。

この下り斜面途中にて、本日 山中で初めての人に会う。
ブロッケンの話をしたところ、水晶小屋からこちらに向かう途中でも見えたとのことであった。

写真 中央がワリモ岳。
その右後方に 水晶岳が見えており、ワリモ岳の左後方には 薬師岳が見えている。

以上 鷲羽岳の項 終了。
水晶岳の項に続く。



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