10時12分、山荘前を出発。 ありがたいことに、ダケカンバの林を抜けると展望が開け、 写真を撮ることが足を止める口実となる。但し、息が上がっている中、写真を撮る際に息を止めることが多いので、却って酸素不足で喘ぐようになる。 西鎌尾根、そして 槍ヶ岳から大喰岳、 中岳、南岳と南に延びる稜線がよく見え、さらには大キレット、 北穂高岳、涸沢岳、奥穂高岳、ジャンダルム、 西穂高岳と続く稜線もよく見えるようになる。 | |
こちらは、穂高連峰方面。 そしてさらに右側、南の方向には
焼岳、
乗鞍岳も見えている。 |
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素晴らしい光景が広がっており、一方で身体が怠いこともあって、
このまま座りこんでいつまでも眺めていたい気分であったが、まだまだ先は長い。 10時44分に 『 弓折中段 』 を通過。 | |
怠いながらも何とか足を進め、11時6分に弓折乗越に登り着く。 写真では、槍ヶ岳の右に大喰岳、中岳、南岳が続き、
さらに大キレットを経て北穂高岳が続いている。 加えて、写真 右下方には、先程までいた鏡池、鏡平山荘、ひょうたん池が写っている。 |
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稜線に立つと、今まで見えなかった双六岳の姿が目に飛び込んでくる
(写真)。 右に道を取って稜線上を進む。 | |
一方、展望の方はさらに広がり、今まで見えなかった山がドンドン見えるようになる。 |
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