やがて、道は 『花見平』 と呼ばれる砂礫の窪地を抜ける
(写真)。 暫く平らな道が続くが、やがてハイマツに囲まれた高みを登ることになる。 | |
崩壊地の上部を進み、樅沢岳がよく見えるベンチを過ぎると、
やがて樅沢岳と双六岳との鞍部が良く見通せるようになり、そこに建つ双六小屋の赤い屋根が見えてくる。 左手に見える大きな双六岳を見ながら、ややザレた斜面を下る。 |
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しかし、この鞍部は結構 南北に長く、双六小屋までまだ距離がある。 それでも、草原の中の木道を進み、さらにはハイマツ帯を抜けると、
目の前に双六池、そしてテント場が現れ、そのすぐ先に双六小屋の建屋が見えてきた。 12時5分に双六小屋に到着。ベンチに腰掛け暫し休憩する。 | |
12時17分に双六小屋を出発する。 なお、写真は、斜面途中より、辿ってきた道を振り返ったもの。 |
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喘ぎつつ登りながらこの後のことを考える。 その結果、当初、このまま双六岳頂上を目指し、そこから尾根通しに進んで三俣蓮華岳の頂上を踏み、 その後 本日の宿泊場所である三俣山荘に下るつもりでいたのだが、この状態を考えると、本日 双六岳山頂を目指すのは無理と判断し、 巻き道を通って直接 三俣山荘に向かうことにする。 となると、明日は
鷲羽岳、
水晶岳、
三俣蓮華岳、双六岳をまとめて登らねばならないことになるが、果たして天候、そして体調はどうであろうか。 | |
なお、この登りは小生にとってかなり苦しいものであったが、展望の方は素晴らしい。 写真 中央 奥に見える山が大天井岳。 |
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