一方で、目指す燕山荘はなかなか近づいてこない。 道はさらに斜面を登り、やがて平らになった尾根へと登り着く。 | |
合戦沢ノ頭にて、本日初めてのご対面となった
燕岳は、
写真などで良く目にするピラミッド型ではなく、頂上が平らなフジツボ型であった。 |
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平らな尾根を暫く進み、燕山荘への最後の登りに入る。 左手を見れば、
槍ヶ岳から南岳へと続く尾根のさらに左側に、
穂高連峰が姿を見せている。 | |
燕山荘に向けて最後の斜面を登っていくと、
槍ヶ岳の右に
笠ヶ岳も姿を現し始める。 また、すぐ目の前に見える尾根の斜面には足跡が見えているが、 恐らくカモシカのものであろう。急斜面にも拘わらず、滑ることなく しっかりと横断していることに、少々驚かされる。 |
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燕山荘には裏側から回り込む。 山荘の裏手には 12時5分に登り着く。 | |
天候がこれから急変することは よもや考えられないので、
山荘前のベンチにて暫し休憩することとし、テルモスの紅茶を飲みながら食事とする。 ベンチの傍らには、山の版画家 として知られる 畦地梅太郎氏の手に成る 『 山男の像 』 が置かれている。この像は、見る角度によって色々な表情を見せてくれる。 |
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