9時9分に第三ベンチを通過する。 やがて、樹林越しに鉢伏山、そしてその後方に 八ヶ岳が見えるようになり、 さらに高度を上げていくと、うっすらとではあるが、八ヶ岳の右側に 富士山も樹林越しに見えるようになる。 | |
こちらがその八ヶ岳方面。 権現岳の手前に見えている山は鉢伏山である。 |
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周囲の雪は徐々に増えてきているものの、登山道の方は良く踏まれた圧雪状態なので、 全く歩行に問題はない。アイゼンを履いている分、滑らずに効率良く登っていくことができる。 9時45分に富士見ベンチに到着。 写真は、富士見ベンチから見た富士山、
南アルプス方面。 | |
やがて、先程から樹林越しに時々見える横通岳と、そこから東に下る尾根の向こうに、 前常念とそこから常念岳に続く尾根が見え始めるが、 常念岳はまだ見えない。 また、高度を上げるに連れ、横通岳、東大天井岳を中心に見えていた尾根に、
中天井岳、大天井岳が加わるようになる。 写真は大天井岳 (写真 中央)。 |
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『 合戦小屋まであと 10分 』 と書かれた標識を過ぎて暫く進むと、 高い木は疎らとなり、先程までのように樹林によって小間切れにされることなく、 大天井岳から中天井岳、東天井岳、横通岳と続く白銀の尾根を見通すことができるようになる。 『 合戦小屋まであと 5分 』 と書かれた標識を過ぎると、
周囲の木々はさらに疎らとなり、日の光が足下の雪まで届いて、その反射が目に眩しい。 | |
やがて、木々の間から緑の屋根が見え始め、樹林を抜けると、 合戦小屋の前に飛び出したのであった。時刻は 10時24分。 小屋前のベンチで大休止。 |
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