燕岳 ( 燕岳:2,763.0m ) 2014.11.21 登山



【PHOTO & 記録 燕岳 3】

 

東の方向を見れば、 浅間山、 籠ノ登山、湯ノ丸山が目に入る。
そしてその左には、先日登った四阿山、根子岳が見えている。
なお、すぐ目の前に見えている山は 2,283m峰。その右隣が有明山。

こちらから見る 四阿山はピラミッド型をしていて、 四阿山に対して抱いているイメージとは異なっている。
これは四阿山が東西に長い山頂を持っており、そのため南や北側から見れば東屋 (あずまや) のような形に見える一方、 こちらのように西側からや反対側の東側から見れば、ピラミッド型に見えるという訳である。

10時45分、小屋を出発する。

ここからはササに囲まれた、溝状になった道をジグザグに登っていくことになる。
周囲に高い木々はほとんど見えないので、登るに連れて展望がドンドン開けていく。
大天井岳から横通岳へと続く尾根が良く見えるのは無論のこと、 八ヶ岳富士山、 南アルプスの山々も見えている。

そして、さらに高度を上げていくと、大天井岳からこの 燕岳へと続く尾根の後方に、 槍ヶ岳 が姿を見せてくれるようになる (写真 右方に見えている尖った小さなピークが槍ヶ岳。 左の大きなピークは大天井岳。)
槍ヶ岳の右には小槍も見えている。

さらには、合戦小屋からの登り斜面において一旦姿を消していた有明山、 そして浅間山も、 再び姿を見せるようになり、テンションが上がる。

やがて合戦沢ノ頭に登り着く。時刻は 11時7分。
この合戦沢ノ頭に到着すると、展望が一気に開ける。
そして、燕岳と本日初めてのご対面となる。

写真 左端のピークが燕岳。その右は北燕岳。

燕岳の左には、 雪の壁に立つ要塞のような燕山荘が見えているが、かなり高く、そして遠い。
そして、実際のところ、山荘に着くまでに、結構 時間を要することになる。

槍ヶ岳の方を見やれば、 槍の穂先が先程よりもかなり迫り上がってきており、槍ヶ岳から派生する北鎌尾根 (右側)、 東鎌尾根 (左側) も見えるようになってきている。
また、槍ヶ岳の左、東鎌尾根の後方には、大喰岳も見え始めている。


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