鷹ノ巣山 ( 鷹ノ巣山:1,736.6m) 2018.4.13 登山



【PHOTO & 記録 鷹ノ巣山 7】

一旦平らになった道は再び緩やかな傾斜にて登っていく。

途中、振り返れば、 鷹ノ巣山では途切れ途切れにしか見えなかった 南アルプスが、一気通貫状態で遮るもの無く見えるようになる。

春霞によってぼやけてはいるものの、 大菩薩嶺の右後方に 悪沢岳が見え (角度的に 赤石岳は 見えなくなっている)、少し間を空けて 塩見岳農鳥岳間ノ岳北岳が並び、さらに 鳳凰三山仙丈ヶ岳 (写真 左) と続いた後、先程は見ることができなかった 甲斐駒ヶ岳 (写真 中央) も見えるようになる。

再び大きく下った後、狭くそして平らな、土手のような道が続くようになると、 榧ノ木山、倉戸山、熱海方面へと進む道が右に分かれる。

なお、この道は途中でさらに分かれ、水根沢林道を経て水根に下ることもできる。 時刻は 11時26分。

写真では分かりにくいが、手前から延びている道が左に緩やかにカーブし始めるところに その標識が立っている。

道は緩やかに下った後、また登りとなって高み (写真) を乗り越すことになるが、後から思えばこの高みが水根山だったと思われる。

その高みに登り着くと道はほぼ平らになり、 道の右側に小さく盛り上がった小スペースがあったのだが、そこが水根山の山頂だったようである。
そこを通過した際、少しでも右側を見ていれば標識に気付くことができたのに大変残念である。

なお、この山頂部分で道は緩やかに左にカーブしているので、 構造上、反対側から登ってくれば、水根山の標識に気付きやすいことになる。

下りに入り、道が右にカーブしていくと、樹林の向こうに再び 御前山が見えてくる。

やがて傾斜は緩やかになり、道は時々尾根上からはずれて右側側面を進むようになる。
小さなアップダウンを繰り返しながら徐々に高度を下げ、途中、道を塞いでいる倒木を 2、3本避けて進む。

道は再び目の前の小さな高みを避け、 右に緩やかにカーブして尾根の側面を進むようになるが、尾根の方にもピンクテープが続いているので、 何かあるのかと思い尾根上に登ってみる。

登り着いた所に四方八方に枝分かれした立派なブナ ? の木があったものの、 場所を示す標識の類いは見当たらない。
その後も尾根通しに進んだが、標識は見つけられなかったのだった (実際は標識があるらしい)。後で地図を見るとこの辺が城山だったらしい。

何も得られなかったことにガッカリして登山道に戻る。
ここから暫くは登山道自体が尾根上を進む場合も出てくる。

それにしても、尾根上を歩くのはアップダウンが厳しく疲れる。
それでも赤テープに誘われて尾根上を登り続けていくと、 漸く 『 カラ(涸)沢ノ頭 1490m 』 と書かれた小さな標識を木の根元に見つけたのだった。
時刻は 11時55分。

しかしである、この尾根歩きを続けているうちに、 鷹ノ巣山山頂直下で追い抜き、 かなり差をつけた年配の登山者に追い付かれてしまう。
やはり尾根歩きは時間がかかるし、何よりも体力的にキツイので、このカラ沢ノ頭を最後に登山道に戻り、 以降は忠実に登山道を歩くことにする。


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