石垣のような堰堤の上を進んで平らな場所に出ると、
前方に岩壁が見えてくる。 平らな場所を過ぎ、水の流れていない谷を詰めていく。 | |
途中、木橋にて右岸に渡った後、 両側が切り立った岩壁となっているゴルジュ帯のような中を進む。 木橋 (写真) にて再び左岸に戻って少し進むと、 やがて両側から岩壁が迫る場所からは解放され、谷の左右は緩やかな斜面に変わる。 また、いつの間にか谷には水の流れが現れており、暫くは緩やかな傾斜の道が続く。 |
|
やがて、道は谷から少し離れ、 その後 斜面を横切って造られている石積みの上を進むようになる。 振り返れば、谷間 (たにあい) になかなか形の良い山が見えている。 | |
先に述べたように、
谷の左右は緩やかな斜面となっている。 このルートはただひたすら登るだけとのイメージを持っていたので、 このような明るい谷を登っていけることに大変得をした気分になる。 |
|
道は再び水の流れに近づき、木橋にて右岸に渡ると、
やがて右手に苔むして朽ちかけた木橋が見えてくる (写真)。時刻は 8時17分。 なお、この橋を渡る道は巳ノ戸林道のようである。 しかし、林道と言っても水根沢林道と同じく人が通れる程度の道だったようで、 今は完全に廃道であり、1998年のガイドブックに記載の地図を見ても、既に 「荒廃」、 「落石のため現在通行禁止」 と書かれている。 | |
道の方はその先で沢の流れと分かれ、 左手の斜面に取り付くことになる。 落ち葉の多い急斜面をジグザグに登っていく。 その沢の周辺には破壊された金網の柵が見えているが、 かつてはこの辺にワサビ田があったようなので、その名残なのかも知れない。 |
鷹巣 1、  鷹巣 2、   鷹巣 3、  鷹巣 4、   鷹巣 5、  鷹巣 6、   鷹巣 7、  鷹巣 8、   鷹巣 9、  鷹巣 10、   鷹巣 11 もご覧下さい。