天目山、蕎麦粒山、川苔山 ( 天目山:1,576.0m、蕎麦粒山:1,472.8m、川苔山:1,363.2m ) 2018.5.16 登山



【PHOTO & 記録 天目山、蕎麦粒山、川苔山 6】

10時41分に出発、東の方へと進む。
暫くは檜の植林帯の中、左側の高みを巻いていくほぼ平らな道が続く。

やがて、左手の斜面が少し引っ込んでいて、 そこから道が右にカーブしていくところに水場が現れる。
ここが一杯水である。時刻は 10時45分。

地図には 「 水量乏しく涸れることあり 」 との注釈が書かれているものの、 この日の水量は豊富で、しかも冷たくて美味しい。
先の休憩時に空にしたペットボトルに水を詰めるとともに、塩が吹き出している顔を洗ってサッパリする。

ここからも小さなアップダウンはあるもののほぼ平らな道が続く。

先日歩いた長沢背稜と同じような感じで、 左側の上り斜面は自然林、右側の下り斜面は檜の植林帯といった状況が続く。

なお、長沢背稜とは芋木ノドッケから天目山までを言い、 その後の天目山から棒ノ折山 (ぼうのおれやま)、 小沢峠付近までを天目背稜と呼ぶようである (この定義には諸説あるようだが、 どちらも東京都と埼玉県の境を形成している尾根である)

やがて、左手の高みが低くなって埼玉側が見えるようになるが、 樹林越しに見る展望は霞み気味で、ハッキリしない。

すぐにまた道は高みの右側を巻いていく。
しかし、この辺では高みと言うよりも土手といった感じである。

左手樹林越しに 武甲山を見た後、道は左にカーブしていくが、 そこにある標柱には 『 棒抗尾根入口 』 と手書きの文字が書かれている。
地図を見ると破線ルートになっており、そこを下れば林道倉沢線に下った後、日原街道に合流するようである。
時刻は 11時12分。

ここからも同じような道が続く。
これは長沢背稜と同じで、小さなアップダウンはあるものの総じて平らである故に足は進むが、単調さは否めない。

しかし、長く続いた単調な道にも漸く変化が現れる。
仙元峠への分岐である。時刻は 11時29分。

ここは仙元峠を巻く道を離れて、標識に従って左手の高みに取り付く。
やや細い尾根の緩やかな登りが続く。
この道はあまり歩かれていないようで、先程までの登山道ほど明確ではないが、尾根通しなので迷うことは無い。

緩やかに登っていき、 最後は低木がやや煩い中を通り抜けて高みに登り着けば、そこが仙元峠であった。時刻は11時38分。

ここには石祠 (木花咲耶姫命 = このはなさくやひめのみこと を祀っている) とともに、 峠に関する説明板が置かれている。

説明板の内容は省略するが、 その中に 「 上州から甲州へ向かう際、最初に 富士山が拝める峠 」 との記述がある。
しかし、今は樹林に囲まれ展望は全く得られない。

本日はかなり暑いので、 小忠実に水分補給をすべく、先程の一杯水で汲んだ水を口にする。

古い標識に従って右に道をとり、やや細い尾根を緩やかに下って行くと、 すぐに登山道に合流する。時刻は 11時43分。

ここからまた単調な道が続くのかと思っていると、 そのすぐ先で蕎麦粒山へと通じる尾根道が現れる (写真)
右の道は蕎麦粒山を巻いているため、当然 左の尾根に取りつく。
時刻は 11時45分。



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