天目山、蕎麦粒山、川苔山 ( 天目山:1,576.0m、蕎麦粒山:1,472.8m、川苔山:1,363.2m ) 2018.5.16 登山



【PHOTO & 記録 天目山、蕎麦粒山、川苔山 2】

落ち葉の斜面を少し登ると、 一旦平らな場所に出るが、その先に土手のような高みが見えているので、そちらへと進む。

登り着いたところは滝入ノ峰の尾根に当たるようなので、右に曲がってその尾根を登っていく。
足下には落ち葉が多いものの、その上に薄い踏み跡も見て取れる。
傾斜は緩やか、足下に草などはないので大変歩き易い。

また、時々山の境界標らしき石柱が現れるが、 これを辿っていけば滝入ノ峰に到着できるはずである。

やがて道は平らになり、その後、少し進むと緩やかな登りが続くようになる。

木々には葉が多く繁り、展望はなかなか得られないが、途中、左手樹林越しに 天祖山がチラリと見える。
山の右側 1/3程が削られているのが目に入り、痛々しい。

道はまた緩やかになり、足が進む。
先に述べたように下草が無いため、境界標を探すのは容易で、順調にその見つけた数を増やしていく。

やがて、広かった尾根は徐々にその幅が狭まってくるものの、 傾斜は緩やかで気持ち良く歩いて行くことができる。

また、周囲にはブナの大木が現れるようになり、 中にはなかなかユニークな形をしたものも見られるようになる。

道はやがて小さく下った後、狭い鞍部を越えてかなり狭まった尾根を登る。
この辺からは足下に小さな岩がゴロゴロし始め、木の根も剥き出しになっていて歩くのに少し注意が必要になる。

『 二五四 』 と彫られた境界標を過ぎると、傾斜がキツクなり始めたので滝入ノ峰頂上かと期待させるが、 登り着いた所には 『 二五五 』 の境界標があるだけで、道はそこから下りに入る。

次の登りはかなり長く、傾斜も結構あるのでまたまた期待を持たせるものの、 登り着いた所にはやはり境界標があるだけで、道はその先で再び下りに入る。
すぐにまた登りが始まるが、この辺では尾根に広がりが出始める。

緩やかに登っていき、尾根が細くなった場所を通過すると、 その先からまた登りが始まる。

今度こそと思いつつ登り続け、境界標を 1つ越えると、 嬉しいことにその先は三等三角点のある滝入ノ峰頂上であった。
時刻は 8時15分。

狭い頂上には手製の標識がいくつか木に括られている。
一方、周囲は樹林に囲まれているため展望はほとんど得られない。

2分程休憩して先へと進む。
このまま尾根通しに進んでいけば、ヨコスズ尾根の本来の登山路に合流できるはずである。

一旦下りに入り、『 二五八 』 の境界標を確認した後、 また登りが始まる。
下り一辺倒を期待したがそんなに甘くないようである。

尾根は細くなり、加えて両側の傾斜が結構急になる。
いつでも右下に下れば登山道に戻れると思っていたのだが、とんでもない話である。
ここは尾根を進み続けるしかない。



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