天目山、蕎麦粒山、川苔山 ( 天目山:1,576.0m、蕎麦粒山:1,472.8m、川苔山:1,363.2m ) 2018.5.16 登山



【PHOTO & 記録 天目山、蕎麦粒山、川苔山 12】

標識の傍らにあったベンチにて暫し休憩。

ベンチの向かい側には岩を削り出した石仏が置かれており、 そこには 「 享保 」 の文字が見えている。

地図を見るとこの辺に 大根山ノ神を祀る祠があるはずなので、辺りを歩き回ってみる。
すると何のことはない、山道を少し入ったところ、つまり小生が休んだベンチのすぐソバに祠を見つけたのであった (写真)

祠を写真に収めた後、16時14分に出発する。

すぐに本仁田山や大ダワからの道と合流し、左に下って行く。

ここからも杉の植林帯を下る。
足下に小さな岩が散らばっていて少々歩きにくい。
一方、道の右側の杉が他の木に比べて太く、そして整然と並んでいるので、まるで神社の参道のようである。

下って行く途中、若い外国人の女性に追い抜かれる。
かなり早足で下っていったので、トレランの方だったのかも知れない。

緩やかだった下りも途中から傾斜が少々キツクなりだし、 疲れた身体にはかなり応える。

一旦 植林帯を抜けてホッとするが、すぐにまた植林帯に入る。
またまた植林帯の中の単調な下りが続くのかと思ってウンザリしていると、やがて分岐が現れる。時刻は 16時36分。

どちらに進んでも鳩ノ巣駅に着くのだが、右に分かれる道は熊野神社経由とある。
早く、この単調な下りから解放されたいとの思いが強く、熊野神社という言葉に惹かれて躊躇することなく右に道を取る。

こちらも急斜面であり、 さらには足下に岩屑があって歩きにくいため、選択を誤ったかと思ったが、すぐに左手下方、杉木立の間に人家が見えてくる。
この下りからもうすぐ開放されると思うと、少し元気が出る。

植林帯を抜け、灌木帯をジグザグに下る。
身体的にはこの辺が一番辛かったが、すぐに神社関係の建物が見え始め、やがて下方に熊野神社の本殿が見えてくる (写真)

そして、16時45分、神社の本殿横に下り立つ。

神社にお参りした後、階段を下ると、参道の傍らに水道があったので、 塩がかなり吹き出た顔を洗ってサッパリする。

その後、社務所や能舞台 ? のある境内を抜けて車道に下り立つ。
ここからは楽な車道歩きのはずなのでホッとする。

この先、人家のある所を抜けていくので、熊鈴が鳴らないように処置するとともに、 少し休憩をして、16時49分、車道をまっすぐに進む。

道は左に緩やかに曲った後に直線となり、 民家の間を抜けていく。
やがて丁字路に突き当たるので、やや薄くなった案内板に従って右に曲がって道なりに進んでいくと、すぐに今朝ほどの踏切が見えてくる。

踏切の先からは今朝通った道で、左に曲がれば鳩ノ巣駅である。
真っ直ぐ進み、右にカーブする坂を下っていけばすぐに青梅街道で、街道沿いにある店の自動販売機にて飲み物 2本を購入する。
その後、右に曲がってガード下を進み、駐車場には 16時58分に戻り着いたのであった。

本日は、先日やや駆け足気味になった天目山から東日原までの間を登り返し、 天目山、蕎麦粒山、 川苔山に登ったが、 なかなか歩き応えのあるルートであった。

しかし、この日はかなり暑くややバテ気味となるとともに、 展望の方も今一つだったのが残念である。
また、川苔山などは葉が多く茂っており、冬場に比べて見える範囲が狭くなっていたことから、 この山域は冬に登る方が良いと感じた次第である。

とはいえ、奥多摩の山はかなり面白いし、何よりも初めて登る山やルートが刺激的である。
さて、こうなると奥多摩に一旦区切りをつけるとは言ったものの、残る芋木ノドッケ、長沢山も早いうちに片付けたくなる。 さてどうしようか・・・。



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