頂上小屋を 11時33分に通過、
『 落石注意 』 の注意書きを見ながら岩の道を登る。 周囲はガスでほとんど見えない。 | |
ありがたいことに、 すぐにガスが切れ、周囲が見えるようになるが、見える範囲は狭く、 乗鞍岳を構成する山々のみである。 写真は権現池。 どちらの山もそれ程 高くは見えないが、 それは権現池自体の標高が既に 2,800mを超えているからであり ( 御嶽の 二ノ池に次いで日本で 2番目の高所にある池とのこと)、どちらの山も 2,890m台の高さを有している。 |
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先にも述べた様に、 雪山岳の左には薬師岳があり、そのさらに左には屏風岳、そして大日岳が続く。 写真 右が薬師岳で真ん中が屏風岳、そして大日岳は左側の山。 | |
こちらは水分岳の右側にある朝日岳で、 手前の山が先程その頂上をスルーした蚕玉岳である。 初めて
乗鞍岳に登った際には、
朝日岳にも登っている人がいたような気がしたが、記憶違いかも知れない。 |
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蚕玉岳の右後方には乗鞍観測所を有する摩利支天岳が見えており、
その左後方には不動岳、そして烏帽子岳が見えている。 先程まで存在感を示していた富士見岳は摩利支天岳の右側にかなり低く見えており、
むしろその右後方の大黒岳の方がよく目立っている。 | |
現時点で見えるのはここまでで、 後方の山々は雲に覆われており、この 乗鞍岳と対峙する 御嶽も全く見えず、 先程まで見えていた 穂高連峰、 霞沢岳なども今や雲の中、 無論 その他の北アルプスの山々も全く見えない。 これ以上の好転は望めないと思われたので、11時43分に下山する。 |
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