乗鞍岳 ( 剣ヶ峰:3,025.7m ) 2016.9.27 登山



【PHOTO & 記録 乗鞍岳 5】

車道を進み、左にカーブした先で再び登山道に入る。
周囲はハイマツ、そして紅葉した低木が多くなり、足下は岩と砂礫の斜面となる。

振り返れば、 穂高連峰の左後方に 槍ヶ岳方面も見えてきているが、 残念ながら槍の穂先は雲に覆われている。

写真 中央が 奥穂高岳
そこから左手前と下る尾根上にロバの耳、ジャンダルム等が確認でき、さらに下方には 西穂高岳が見えている。
そして、その稜線の後方には南岳と思しき高みが少し見えているのだが、それは帰宅後に写真を拡大して分かったことである。
そして、西穂高岳の左後方には中岳、そして 槍ヶ岳が続くが、上述のように槍の穂先は雲の中である。

また、北北東の方向にはうっすらと 四阿山、湯ノ丸山、 浅間山といった山々が確認できるようになる。

写真 後方中央の山が 四阿山。そして、 浅間山は写真奥 右端の山。

しかし、それよりも手前の紅葉が美しく、そちらの方に目が行く。

相変わらず岩の道が続くが、 この辺では岩の間に水の流れが現れる。
ノドが乾いていたので、飲もうかと思ったのだが、上方に肩の小屋があり、さらには人々が多く歩く道があることを考慮して我慢する。

やがて岩の上に石碑や石仏の立つ宝徳霊神を通過。
時刻は 10時1分。
さらに水の流れる中を登る。

写真において、谷の左側にある岩の上に石碑が立っているのが見えるが、 そこが宝徳霊神のある場所。
そこには、この 『 角心霊神 』 と彫られた石碑の他、宝徳霊神、秀綱霊神の石像が立ている。

道は岩の上を伝い、 あるいは流れの縁を歩きながら緩やかに高度を上げていく。

そうこうしているうちに、懸念していたとおり、 剣ヶ峰方面の後方が雲で真っ白になる。
三本滝から登るのであれば、もう 1時間ほど早く出発すべきであったが、前日の帰宅が 22時を過ぎていたため、致し方ないところである。
北アルプスはやはり遠い。

谷を詰めるようにして登っていくと、 やがてまたまた車道に飛び出す。
右に道を取れば、トイレもある肩の小屋登山口である。

車道を進み、道路を挟んでそのトイレの向かい側にある登山口から再び山道に入る。 時刻は 10時12分。
標識には 『 肩の小屋 25分 』 と書かれている。



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