乗鞍岳 ( 剣ヶ峰:3,025.7m ) 2016.9.27 登山



【PHOTO & 記録 乗鞍岳 6】

ここからはガレた岩場の縁を進む。
乗鞍岳 剣ヶ峰を見ながら 登って行くことができるのだが、この頃になるとガスが山頂付近に流れ始める。
やはり、天候は待ってくれなかったようだ。

少し気落ちしながら岩畳の道を登る。
疲れも出てきているため、さほど急ではない登りであるにも拘わらずキツく感じられる。
足下は岩畳から、岩がゴロゴロした道へと変わる。

なお、一旦は山頂を隠したガスであったが、その流れは早く、 時折 青空が広がるようになる。

何度か立ち止まりつつも登り続けていくと、 やがて上方に肩の小屋が見えてくる。
もう少しで休憩できるということで少し元気が出てくる。

最後は溶岩と草紅葉の斜面を登る。

右手を見上げれば、 摩利支天岳頂上にある乗鞍観測所 (旧乗鞍コロナ観測所) の建物が見えている。

少々ヘバリながらも 10時40分に肩の小屋に到着。
肩の小屋登山口にあった標識に 25分と書かれていたにもかかわらず、28分かかってしまった (尤も、地図では 30分になっている)

小屋周辺は畳平から登って来た登山者で一杯である。
幸いテーブルに空いている所があったので、腰掛けて暫し休憩。
剣ヶ峰方面を見やれば、 うっすらとガスが掛かっている。

タップリ休憩して、10時54分に出発。
平日にも拘わらず、登り下りの人でかなり混んでいる登山道を登る。

左手を見上げれば、 剣ヶ峰方面の後方には 少し青空も見え始め、ガスも消えている。
この後もかなり変化がありそうで、良いタイミングで頂上に着くことを願いながら登る。

冷え固まった溶岩、火山礫など、 いかにもここが火山であることを思わせる道が続く。

周囲にハイマツは見られるものの、道の周辺は火山らしく、 荒涼とした感じである。



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