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ここからはガレた岩場の縁を進む。 |
少し気落ちしながら岩畳の道を登る。 なお、一旦は山頂を隠したガスであったが、その流れは早く、 時折 青空が広がるようになる。 |
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何度か立ち止まりつつも登り続けていくと、
やがて上方に肩の小屋が見えてくる。 最後は溶岩と草紅葉の斜面を登る。 |
右手を見上げれば、 摩利支天岳頂上にある乗鞍観測所 (旧乗鞍コロナ観測所) の建物が見えている。 少々ヘバリながらも 10時40分に肩の小屋に到着。 小屋周辺は畳平から登って来た登山者で一杯である。 |
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タップリ休憩して、10時54分に出発。 左手を見上げれば、
剣ヶ峰方面の後方には
少し青空も見え始め、ガスも消えている。 |
冷え固まった溶岩、火山礫など、 いかにもここが火山であることを思わせる道が続く。 周囲にハイマツは見られるものの、道の周辺は火山らしく、 荒涼とした感じである。 |
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