乗鞍岳 ( 剣ヶ峰:3,025.7m ) 2016.9.27 登山



【PHOTO & 記録 乗鞍岳 3】

その冷泉小屋 (休業中) には 8時40分に到着。
登山道は小屋の少し手前の所に取り付き口があるのだが、休憩すべく小屋まで進んだものである。

道路を挟んだ小屋の向かい側には写真のような小さな滝があり、勢いよく水が流れている。
この水は小屋の名前の通り冷泉となっているようで、周囲には硫黄の臭いが漂っている。

なお、 ここは東面が大きく開けていて 鉢盛山 (写真 中央)、 小鉢盛山がよく見える。
そして、鉢盛山から北へと連なる尾根の後方には 蓼科山が少し顔を出している。
ただ、その右側、八ヶ岳方面は雲が多いようである。

8時43分に出発。
車道を少し戻って登山道に入る。
この道は階段状になった所が多い、と思ったらすぐにまた車道に飛び出し、左に道をとって暫く車道を進むことになる。
やがて、カーブの所に標識と大岩が見え、そこから再び登山道に入る。

やや急な斜面を登っていく。
周囲にはダケカンバの細木の他、灌木が目立つとともに、足下には岩が少々多くなる。
しかし、この登山道も長くは続かず、すぐに階段を登って車道に合流する。

今度は右に車道を登っていくと、 すぐに左側の法面の隙間から登山道に取り付くようになる。
ここには赤ペンキの矢印が書かれている (写真)

法面の内側を少し戻るようにして進み、その後 階段状になった木道を登っていく。
この登山道も距離は短く、すぐに左手上方に位ヶ原山荘の建物が見えてきて、 またまた道路に飛び出すことになる。
位ヶ原山荘前には 9時2分に到着。

山荘前、車道との間にあるスペースにはいくつかのテーブルが置かれており、 多くの人が憩っている。
下から登って来た人たちだと思っていたら、ほとんどの人は頂上から下ってきているようで、ここで帰りのバスを待っていたのであった。

山荘の少し手前からは、紅葉の山々の後方に朝日岳、蚕玉岳 (こだまだけ)、 そして 剣ヶ峰を見ることができ、 山荘前からは富士見岳方面がよく見える。

なお、余談であるが、写真に写っている自転車の方は、 上の法面の取り付きで小生のソバを通っていった方である。
登山道によるショートカットはかなり早い。

こちらはその富士見岳方面。

上記の 剣ヶ峰方面の後方に 少し雲が出てきているのが気懸かりであるが、青空部分も多く、また黄色と緑、そして茶色に染まった山々、 そしてその後方に見える白い岩肌と緑のハイマツを有する 乗鞍岳の姿が本当に素晴らしい。

しかし、その頂上に立つまでにはまだかなり時間を要しそうである。



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