中倉山・沢入山 ( 中倉山:1,530m、 沢入山:1,704m ) 2021.4.15 登山



【PHOTO & 記録 中倉山・沢入山 9】

こちらは 奥白根山方面。

写真 中央奥の山が 奥白根山で、その右に 白根隠山、そしてさらに右奥に前白根山が続く。

奥白根山の前を横切る稜線は、大平山に隠れている黒桧山から西の三俣山まで延びる尾根で、 白根隠山、前白根山の手前に見える平らな山がシゲト山である。

奥白根山方面のさらに右には大平山が大きく、 その右に 社山半月山が続く。
また、大平山と社山との鞍部後方には 男体山が見えている。

そして、半月山の右後方には、先ほどまで雲に隠れていた 夕日岳、地蔵岳 (先ほどの地蔵岳とは別の山) も確認できるようになる。

写真 中央奥の山が夕日岳で、その右に続く鈍角三角形の山が地蔵岳である。
また、写真 左端に見えているのは半月山の斜面の一部であるが、その右に見えている夕日岳から尾根続きの山は 薬師岳である。

なお、写真 右端の高みは 沢入山頂上部。

ゆっくり休んで、11時23分に出発、辿って来た道を戻る。

沢入山頂上に 11時25分に戻った後、順調に進んで、波平ピークには 11時39分に戻り着く。

その後も、景色を楽しみながら足を進め、『孤高のブナ』 の前には 12時4分に戻ったのであった。

なお、右奥の山は 男体山

ここで道は 2つに分かれる。
左の道は中倉山頂上へ、右の道は巻き道である (写真)

ここまでの下山途中、中倉山頂上に数人いることが確認できていたので、頂上通過を止めて巻き道を進むことにする。

男女 2人が巻き道をこちらにやってきたので、それを待ってから巻き道に入る。
時刻は 12時6分。

緩やかな下り勾配の道を順調に進み、登りの時に休憩した岩場には 12時17分に戻り着く。

さらにまっすぐ進んで、ローソク岩方面経由の中倉山への道と合流したところで、右折して下りに入る。
支尾根から下るポイントを 12時33分に通過、ここからはキツい下りが待っている。

滑りやすい斜面なので気をつけていたのだが、1度だけ滑ってしまい尻餅をつく。

後は順調に下り、中倉山登山口には 13時12分に下り着いたのであった。

林道を戻る途中、猿 2匹に遭遇したが、まだまだ山中は寒いのであろう、 2匹とも毛がフサフサであった。

また、先に述べたように、波平ピークの手前にある岩場で追い抜かれた若者に再度追い抜かれる。
その際、オロ山まで行ってきたと聞き、その健脚ぶりに驚かされる。

その後、ゆっくりと林道を歩き、公園の駐車場には 13時59分に戻り着いたのであった。

林道正面に見えている山は 赤倉山。

本日は、初めての山となる 中倉山に登ったが、天候に恵まれ、 低山とは言え、アルペンムード一杯の楽しい山旅であった。

しかし、このアルペンムードは足尾銅山の煙害等によりもたらされたものだということを考えると、素直に喜ぶことができない。

一方、40数年前に見た足尾の山々に比べ、かなり植生が復活してきていることに驚かされた。
緑化事業に取り組んでいる国、自治体、そしてNPO、ボランティアの皆様の努力に敬意を表したい。

写真は、銅親水公園内にある 足尾砂防ダム (足尾砂防堰堤)



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