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それでも何とか足を進めていくと、途中、樹林越しに三峰山がチラリと見える。
しかし、思いの外 遠く、しかも高い。 『 三峰山 1.8km 』 の標識を 16時16分に通過、
ここから登りの傾斜がキツくなり始める。 |
再び三峰山が見えるようになり、その急斜面につけられたジグザグの登山道が見通せるようになると、
ドッと疲れが出て体力の限界を感じる。 本日はこんなに暑くなるとは思っていなかったので、合計 2リットルの水しか持参しなかったのだが、
もう 1本購入しておくべきであった。 |
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体力も厳しい状況であるが、もう一つ、恐ろしいものが耳に入る。 一方で、太陽はしっかりと輝いているので訳が分からない。 それにしても三峰山への登りはキツい。 |
立ち止まっては上を見上げるという動作を続け、 牛歩にて進み、何とかササ原斜面の手前に辿り着く。 さすがにこのまま登るのは辛いので、ここでも 5分ほど休憩し、残り少ない水を口にする。 |
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少し休んだことが良かったのか、 一番恐れていた急斜面の登りは、ジグザグの振幅が良く考えて作られているため意外と楽で、何とか登り続けることができ、17時42分、 三峰山の頂上に辿り着いたのであった。 疲労困憊であるため体力を回復すべく、最後の水を飲み切るとともに、アミノバイタルも一緒に流し込む。 |
ありがたいことに雷鳴はもう聞こえないが、 美ヶ原方面にはまだ上空に雲がある。 周囲を見渡せば、北、中央、南のアルプスは見えないものの、美ヶ原や
蓼科山がよく見える。 |
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