鞍掛山 ( 鞍掛山:2,037m ) 2009.6.7 登山



【PHOTO & 記録 鞍掛山登山 1】

このところ梅雨のような天候が続いており、さらに週日が晴れ、 土日に天候が悪くなるというパターンが定着している。
従って、折角 ゴールデンウィークから山登りのペースが上がってきたのに、5月9日の 天狗岳以来、 山はご無沙汰状態となっている。
先日の 6月6日、7日の土日も、天気予報では当初 雨や曇りとなっており、実際、土曜日は金曜日からの雨が続いた状態であった。 当然、今週末も山は無理とあきらめていたところ、突然、7日 日曜日が快晴との予報が出て、慌てて山に行くことに決めたのであった。
本来ならば、土曜日の晩はサッカーワールドカップ予選 (ウズベキスタンvs日本) を見るつもりだったのだが、 来週以降の週間天気予報でも次の土日は雨模様のようだったので、この 7日を逃したら 6月はいつ登れるか分からないと思い、 サッカーは前半を見終わったところでテレビ観戦を断念、就寝したのだった。
後で確認したら、前半入れた 1点が決勝点だったとのこと、そのシーンを見ることができ、 その後 押されっぱなしの日本にハラハラドキドキせずに済んだのは良かったのかもしれない。

さて、急遽山に行くことに決めたが、日曜日にあまり肉体的にきつい登山を行うと、 翌日が辛い。
従って、軽い登山をと思い、候補を考えたが、なかなか良い山が見つからない。そうこうしているうち、 最近の登山で本来の目的を果たせなかった山行を何とかしようという考えが浮かんできた。
そのような山行のうち、北八ヶ岳 (高速道を進んでいると、 真っ白な八ヶ岳にビックリ。 加えて、諏訪南ICで高速を降りたものの、ガスで視界が悪く、山の状況も期待できないと、甘利山、千頭星山に変更)五郎山 (道路の積雪状態を見て行くのをあきらめ、 南大菩薩再登山に変更)、 そして天狗岳 (渋ノ湯まで行ったものの、 これまた道路上の雪とガスによりあきらめ、雨乞岳再登山に変更) は、 その後リベンジしたので、後は鞍掛山ということになる。
この鞍掛山は、手前の日向山まで行ったものの、 前日の雨が山では雪だったらしく、日向山もかなりの積雪、しかも 私が雪を踏む第一号者。
もともとルートが分かりにくいと言われている山だけに、この新雪状態で鞍掛山に踏み込むのは危険と、日向山までとして急いで下山。
その後、 横尾山に登ったのだった。

ということで日向山経由鞍掛山を目的地に定め、横浜の自宅を 4時20分に出発。
家を出るときは雲が多かった空も、中央高速道を進むに連れ青空が広がりだし、日向山登山口の林道を走る頃には、 快晴状態であった。
今回も前回と同様、日向山登山口のある矢立石のところまで行かず、その手前の空きスペースに車を駐める。 自分勝手な思い込みだが、どうも車で高いところまで行ってしまうのは気が引けるからで、少しでも歩く距離を長くしたいということだ。
そのため、最初に日向山に登った時は、 竹宇駒ヶ岳神社の駐車場に車を駐めた次第。
日向山だけなら林道歩きもさほど苦にならないが、本日は鞍掛山が目的地。時間的に矢立石の登山口近くまで行かざるを得ない。
と 格好良いことを言ったが、私の駐めたところから矢立石のある登山口まで さほどの距離があるわけでもなく、 ほんの一登りで日向山登山口なので、準備体操と言ったところである。駐車スペースには既に 4、5台の車が駐まっている。
時刻は 6時46分。お馴染みの登山道を進む。

日向山まではいつもの通りなので、記述は省略。時間のみ記す。
登山道右上の高みにある祠に着いたのが、7時7分。樹林越しに見る八ヶ岳はもはや残雪も見えず黒々としている。 日向山の三角点到着は 7時47分。前回は雪に埋もれて三角点を見ることができなかったが、 今回は木漏れ日の中、周囲をササに囲まれた狭いスペースにぽつねんと立っていた。
そして雁ヶ原には 7時50分に到着。明るい日差しを浴び、白く輝いていて美しい。
以下に雁ヶ原特集として、写真を 16枚掲載する。鞍掛山への簡易登山記録はその後ろに記載。



【日向山 雁ヶ原特集 I 】

1. まず目に入ってくるのは、緑萌える山々の向こうにドッシリ
   とした姿を見せる甲斐駒ヶ岳。
2. そして北西方面を見やれば、中腹に水晶ナギが白く光る
   雨乞岳の姿。
3. 北には八ヶ岳。編笠山を手前に、後方に権現岳、赤岳。
   左に阿弥陀岳。ずっと左には北横岳と蓼科山も見える。
4. 雁ヶ原の白い砂地と緑萌える山々。そしてその後方には
   残雪を残す甲斐駒ヶ岳。
5. 天候も良く、雁ヶ原の風化した花崗岩が白く輝く。6. 海岸の砂浜のような光景は本当に美しい。後方に蓼科山。
7. 風化した花崗岩が面白い形を作り出している。
   後方には八ヶ岳。
8. 岩場の先にある石碑。本来はもっと長かったようだが、
   途中で折れてしまったようだ。大明神と読める。



鞍掛山登山データ

上記登山のデータ登山日:2009.6.7 天候:快晴単独行日帰り
登山路:日向山登山口手前路肩−日向山登山口−祠−日向山三角点−雁ヶ原−鞍部−駒岩−鞍掛山−展望台−鞍掛山−駒岩−鞍部−錦滝−日向山登山口−日向山登山口手前路肩
交通往路:瀬谷−(国道16号線)−八王子IC−(中央高速道)−須玉IC−(国道141号線−県道611号線−国道20号線)−道の駅 はくしゅう−矢立石手前 (車にて)
交通復路:矢立石手前−道の駅はくしゅう−(国道20号線−県道611号線−国道141号線)−須玉IC−(中央高速道)−八王子IC−(国道16号線)−瀬谷 (車にて)

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