梯子を昇り切ると、高度が上がっただけに展望はさらに広がる。 さらには、鳳凰三山の後方に奥秩父の山々も見えるようになってきており、
小川山、
金峰山、
甲武信ヶ岳、
国師ヶ岳などの山々を確認することができる。 | |
適当な休憩場所を探しながらズルズルと進んでしまい、
もう身体の方はヘトヘト状態。 なお、ここから 富士山方面を眺めると、 富士山の手前、こちらのすぐ先の方に 櫛形山が見えている。 10時12分に出発。 |
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大きな岩が重なる斜面を登り切り、
10時21分に北岳山荘へと通じるトラバース道の分岐を通過する。 左手を見れば、トラバース道、北岳山荘、中白根山、 間ノ岳へと続く稜線が 良く見える。 間ノ岳には過去 3回登っているが、
直近の 2回はいずれもガスなどが多く、良い展望を得られていない。 | |
見上げれば、斜面をジグザグに昇る丸太階段が見えるが、
先の梯子とは違い、丸太は地面に直接埋められている。 |
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息を切らせつつ丸太階段のある斜面を登り切ると、
そこは吊尾根分岐点となる尾根の上。時刻は 10時38分。 この場所からは西側の中央アルプス方面が見えるようになる。 | |
その稜線は越百山、仙涯嶺を経て 南駒ヶ岳へと至り、 さらに南駒ヶ岳の右には 赤梛岳を間において 空木岳が続く。 また、中央アルプス全体の山容が黒色や濃い茶色に見える中、
南駒ヶ岳の頂上下方にある灰色部分が良く目立つ。 写真 中央やや左の高みが南駒ヶ岳。そのすぐ左に仙涯嶺が見えている。 |
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