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鎌倉駅で下車し、東口の改札を出てからそのまま直進する。 すぐに二の鳥居が見えてくるので、
そこからは段葛 (だんかずら= 若宮大路の中央部分にある、両側を石積みにて一段高くしてある歩道) に入る。 本日は雲一つ無い晴天ではあるものの、スカッとした青空とはいかずに春霞がかかっているような状態である。 | |
リニューアルされた段葛を進む。 平日にも拘わらず、海外からの観光客を中心に人が多く、 立ち止まっては写真を撮りまくっている人達が多く見受けられる。 また、段葛の左右は、まだ木が細いながらも桜並木となっていて、 葉桜になりかけてはいるもののまだ花も多く見られ、なかなか気分良く進んで行くことができる。 |
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前方に 鎌倉アルプスの山並みと、 その下に見える鶴岡八幡宮本宮を見ながらユックリと進んで行くと、やがて段葛は終わりとなり、三の鳥居の手前にある丁字路に到着する。 時刻は 11時47分。 写真は三の鳥居。この奥に鶴岡八幡宮がある。 | |
上述のように、そのまま信号を渡って真っ直ぐ進み、三の鳥居を潜れば鶴岡八幡宮であるが、 本日はここで右に曲がって県道204号線に入り、東の方角に進む。 狭い車道を 250mほど歩いて行くとまた丁字路に突き当たるが、 ここは道路を渡ってそのまま真っ直ぐ進み宝戒寺の門前に入る (写真)。 両側に桜が咲く、大きな八角形の飛石が置かれた門前を通り、
拝観料 200円也を払って境内に足を踏み入れる。 |
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この宝戒寺は、北条氏滅亡後、その霊を弔うべく後醍醐天皇の命をうけた足利尊氏によって
1333年に建立された天台宗の寺院である。 正面にある本堂には本尊の 『 子育経読地蔵大菩薩 (こそだてきょうよみじぞうだいぼさつ)』 と呼ばれる木造地蔵菩薩坐像が安置されているが、 地蔵としては珍しい坐像で重要文化財になっている。 | |
寺案内ではないので詳細は省くが、寺には本堂の他、聖徳太子を祀る聖徳太子堂、 鎌倉幕府第十四代執権である北条高時を徳崇大権現として祀る徳崇大権現堂、 秘仏である大聖歓喜双身天王 (歓喜天・聖天様) を祀る大聖歓喜天堂などの建物がある。 また、1333年に東勝寺合戦 (後述) にて滅亡した北条氏並びに一族郎党 (870人余りとのこと) の精霊を供養するための宝篋印塔、そして梵鐘が置かれている。 写真は聖徳太子堂。 |
鎌倉散策データ
上記の散策データ | 登山日:2018.4.4 | 天候 : 晴れ | 単独行 | 日帰り |
散策路 : 鎌倉駅−段葛−宝戒寺−東勝寺跡−高時腹切やぐら−祇園山−祇園山見晴台− 八雲神社−大町四ツ角−九品寺−光明寺−光明寺裏山見晴台−良忠上人御廟−光明寺−和賀江島−材木座海岸−滑川丁字路−鎌倉駅 | ||||
交通往路:瀬谷−(県道18号線)−原宿−(県道23号線)−笠間−(一般道)− タイムズポート大船駐車場 (車にて)−大船駅−(JR横須賀線)−鎌倉駅 | ||||
交通復路:鎌倉駅−(JR横須賀線)−大船駅−タイムズポート大船駐車場−(一般道)− 笠間−(県道23号線)−原宿−(県道18号線)−瀬谷 (車にて) |
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