鎌倉散策 ( 祇園山 約 60m ) 2018.4.4 登山



【PHOTO & 記録 鎌倉散策 5】

この八雲神社は永保年間 (1081〜1084年)、 源義光 (新羅三郎義光) が奥州に向かうに際し、 鎌倉に疫病が流行しているのをみて京都祇園社 (今の八坂神社) の祭神を勧請して祀ったのが始まりと伝えられている。
そして、元々は鎌倉祇園社や祇園天王社などと称していたが、明治維新に際して現社名に改称したとのことである (Wikipediaより)

現在の御祭神は須佐之男命 (すさのおのみこと)、 稲田姫命 (いなだひめのみこと)、八王子命 (はちおうじのみこと) である。

また、ここは鎌倉最古の厄除け開運の神社としても知られており、 神社境内に立ち並ぶ赤い幟には白抜きの文字にて 『 開運 厄除け祈願 』 と書かれている。

その他、境内には諏訪社、稲荷社、於岩稲荷社があり、 『 新羅三郎の手玉石 』 と呼ばれる 2つの丸い石も置かれている。

12時33分、神社を後にして参道を進み、車道に突き当たったところで車道を左に曲がる。
なお、この車道を右に進めば妙本寺、本覚寺を経て鎌倉駅に戻ることができ、一昨年 衣張山コースを歩いた際に帰りに通った道である。

左に進むとすぐに県道311号線に突き当たるので右折する。
50mほど進むと大町四ツ角の交差点に至るので、今度は交差点を左折して海の方 (南) へと向かう。

250mほど車道を進んで横須賀線の踏切を渡った後、 さらに 600mほど進むと九品寺 (くほんじ) の信号が見えてくる。

次に目差す九品寺はその信号の先、右手の角にあるので、 信号を渡って右に曲がり参道に入る。時刻は 12時39分。

九品寺は、鎌倉攻めの総大将であった新田義貞が、 鎌倉幕府滅亡後に敵方であった北条氏の戦死者を供養するために本陣のあった場所に建てた寺で、本尊は阿弥陀如来立像である。

なお、九品というのは九種類の往生のありさまのことをいい、 それは極楽往生を願う人々の生前の行いによって定められるもので、上品 (じょうぼん)、中品、下品のそれぞれに、 上生 (じょうしょう)、中生、下生があり、合わせて九品とされるとのことである。

写真は九品寺の山門。

この九品寺も本番当日に訪れるつもりであったが、 立派な寺ではあるものの観光という観点からは少し地味であり (失礼 !)、 しかも祇園山を下りてから 1kmほど車道を歩くために当日のメンバーには少しキツク、さらには当日かなり暑くなることも考えられるので、 残念ではあるがこの九品寺は立ち寄り先から外すことにする。

しかし、そうなると次に向かう光明寺の状況次第では、 八雲神社の後、別のルートを考えねばならないことになる。

写真は九品寺の本堂。

12時46分に九品寺を後にしてさらに車道を海の方へと進む。

200mほど進むと車道は左に大きくカーブするが、 そこから分かれて真っ直ぐに進む道もあり、その道の先には国道134号線と海が見えている。
海岸には後で立ち寄る予定のため、ここは素直に車道に沿って進む。

そのカーブからまたまた 200mほど進んでいくと (写真)、 今度は道が右に大きくカーブする。
そのカーブを曲がりきって少し進むと、道の左側に次に目差す 光明寺が見えてくる。



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