そして、やぐらの中には石の供養塔が置かれており、その後ろの岩壁には沢山の卒塔婆が立てかけられている。 供養塔には花が供えられ、線香も頻繁に焚かれているようなので、 先程の立て札を立てた宝戒寺の方が供養されているのかもしれない。 また、ここは心霊スポットとしても有名なようであるが、 決して興味本位に訪れてはいけない場所である。 | |
12時7分に山道に戻り、人造丸太の横木にて階段状になった道を登って樹林帯に入る。 すぐに右手の崖下にやぐらが現れ、そこには小さな鳥居とまだ新しい石祠が置かれていたが、
説明書きなどないので由来は分からない。 この土の道に入ってしまえば、小さなアップダウンはあるもののほぼ緩やかな登り、 あるいは平らな道が続くので、本番当日の参加者もそれほど厳しいとは感じず、何とか歩いて行けるであろう。 |
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やがて道が右にカーブする所に案内標識が現れるが、 そこには 『 八雲神社 1.5km、見晴台 1.2km 』 とある。時刻は 12時10分。 その標識の先で本番当日の参加者には少々キツイかもしれないと思われるアップダウンが現れる。 ただ、5月はかなり暑くなることが予想されるので、小忠実に休み、 水分補給を促すことが必要であろう。 | |
木の根が剥き出しになっている斜面を登り切るとすぐに下りに入る。 山に慣れていない方にとっては、登りよりも下りの方が難しいようで、 ここも要注意である (先にも述べたように登山レベルではどうということもないアップダウンである)。 道はその先にてもう一段下るが、ここが一番手強いと思われる。 |
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下り終えると左下方に民家が見え、道はその民家の屋根とほぼ同じ高さにて進む。 次に金網の柵の横を通るが、この辺は平らな道が続く。 なお、樹木についての知識はほとんど無いのだが、 周囲の木々はスダジイやイヌシデ、コナラ、アラカシなどと思われる。 | |
本番当日のシミュレーション行いつつ歩き、 そのためアップダウンが現れる度に一喜一憂しながら進んで行くと、やがて右手に標識が見えてくる。 標識には 『 八雲神社 850m、見晴台 650m 』 とあるが、 その標識の上部にマジックインキによる手書きで 『 ↑ 妙本寺 』 とある。 そう、ここから右に下れば 2年前に衣張山からの帰路 に立ち寄った妙本寺境内に至るのであるが、そちらを見るとかなり急坂のようなので、エスケープルートとしてはちょっと厳しいかもしれない。 時刻は 12時19分。 なお、写真では分かりにくいが、『 八雲神社 』 の文字の左上に、 手書きで小さく 『 ↑ 妙本寺 』 と書かれている。 |
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