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やがて、左手に八坂大神の鳥居を見ると、その隣に公衆トイレがあり、 壽福寺にはそのトイレの横から入ることになる。 すぐに壽福寺の総門が現れるが、その前は小さな広場となっており、 周囲を樹林が囲んでいるので、先程の車道からは総門がほぼ見えない状態である。時刻は 11時10分。 壽福寺は鎌倉五山第三位の寺院で、
総門の手前右脇にある石碑には写真のように 『 壽福金剛禅寺 』 と刻まれている。 | |
なお、今回で 5回目を迎える鎌倉散策であるが、鎌倉五山のうち第一位の建長寺、 第二位の円覚寺、第四位の浄智寺は既に訪れているので、この壽福寺を訪れることで残すは第五位の浄妙寺だけとなるが、 この壽福寺は中門から内側の境内は一般公開されていないので、果たして参拝したと言えるのかはやや疑問である。 さて、総門を抜けると、中門まで真っ直ぐ石畳の参道が続いている。 |
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また、参道両脇には常緑樹に混ざってカエデなども見られるので、 本番の頃には赤や黄色の彩りが加わってさぞかし見事なことであろう。 6〜70m程参道を進むと中門に至る。 仏殿は中門越しに見ることができ、その手前には日本庭園のような境内が広がっている。 | |
緑の芝生 ? の中を石畳が仏殿まで続いており、人を入れていないからであろうか、
その石畳は苔むしている。 壽福寺の創建は 1200年、当時は鎌倉五山第三位の寺らしく七堂伽藍を擁し、
14の塔頭を有する大寺院であったらしいが、その後 大火にあって消失したとのこと。 |
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11時13分、中門から左に道をとって一旦 壽福寺の外に出る。 細い道に出て右に曲がると、すぐに左に分かれる道が出てくるが、良く分からないので ここは真っ直ぐ進んでみる (写真)。 すぐに壽福寺の墓地に突き当たり、左に進むとまた丁字路にぶつかる。 | |
北条政子、そして源実朝の墓はその丁字路を右に曲がって裏山へと登っていくようであるが、 右に曲がってすぐの所に左上へと続く石階段があったので北条政子の墓は後回しにしてその階段を昇ってみる。 階段は途中から左に曲がって上部の墓地に出るが、その少し先で山道らしきものとぶつかる。 その道を右に辿ればそのまま山中に入っていくようなので、 事前に知識として仕入れていた、岩の間を抜けるなどの面白そうな部分は飛ばしてしまったようである。 |
鎌倉散策データ
上記の散策データ | 登山日:2017.10.18 | 天候 :晴れ時々曇り | 単独行 | 日帰り |
散策路:鎌倉駅西口−壽福寺−太田道灌公の墓−源氏山−葛原岡神社−銭洗弁財天宇賀福神社− 化粧坂−海蔵寺−岩船地蔵−相馬師常の墓−浄光明寺−岩船地蔵−薬王寺−岩船地蔵−阿仏尼の墓−英勝寺−壽福寺(北条政子、源実朝の墓)−今小路踏切− 小町通り−鶴岡八幡宮前−(県道21号線)−第三鎌倉踏切−明月院−六国見山三角点−六国見山展望台−大船高校横−大船切通−熊野神社、多聞院− 常楽寺−タイムズ大船5丁目駐車場 | ||||
交通往路:瀬谷−(海軍道路)−瀬谷中前−(瀬谷柏尾道路)−不動坂−(国道1号線=東海道)− 八坂神社前−(一般道)−豊田立体入口−(県道203号線)−笠間−(一般道)−タイムズ大船5丁目 (車にて) | ||||
交通復路:タイムズ大船5丁目−(一般道)−笠間−(県道203号線)−豊田立体入口−(一般道)− 八坂神社前−(国道1号線=東海道)−バスセンター前−(長後街道)−泉区総合庁舎前−(一般道)−泉警察署前−松陽高校前−第二和泉原跨線橋−(県道18号線)−瀬谷 (車にて) |
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