やがて登る先に墓のようなものが見えてくる。 太田道灌 (室町時代後期の武将。 江戸城を築城。) の墓は伊勢原市に首塚、胴塚があり、さらに埼玉県の入間市に分骨を納めた墓があるらしいのだが、 ここの墓は 『 1826年に以前の墓を再建した 』 とのことなので、 どちらかというと供養塔といった感じなのかもしれない。 ただ、道灌は鎌倉市扇ガ谷の扇谷上杉家に仕えており、 幼少時は鎌倉五山で学問を修めるなど、鎌倉との繋がりが強いことは確かである。 | |
墓を後にして少し進むと、 右手に本日最後に訪れる予定の英勝寺の墓地入口 (施錠されていて入れない) が現れる。 また周囲には杉の木が目立つようになり、道幅も広くなって、 さらには道の右側に底の浅い石畳を模したような側溝も現れ、既に源氏山公園の管理地域に入り込んでいることが分かる。 |
|
続いて石畳の階段を昇っていくと、右手には広い草地が現れ、 その少し先で公園のトイレに辿り着く。時刻は 11時32分。 なお、トイレの少し手前に左の斜面を昇っていく階段があり、 この階段を昇っていけば源氏山頂上に至ることは昨年の下見で分かっていたのだが、階段はかなり長いので当日のメンバーには少々きつかろうと思い、 昇らずにパスしたのであった。 | |
とは言え、折角ここまで来たのだから源氏山には登っておきたいので、 トイレの奥にある比較的短い階段を昇って源氏山頂上へと向かう。 この辺は昨年 5月の鎌倉散策の際に下調べをしているので良く分かっている場所である。 源氏山到着は 11時34分。 |
|
頂上は樹林に囲まれていて展望はほとんど得られないが、一箇所だけ開けた場所がある。 また、周囲の木々は一見すると常緑樹が多いような気がするが、 紅葉の時期にはどのようになるか少々楽しみでもある。 頂上を左手に進み、先程パスした階段を下りてみる。 | |
11時37分、再び階段を昇って源氏山へと戻り、少し周辺を歩き回った後、 今度は奥の方へと進んで源氏山の斜面をグルッと回るようにしてトイレのところまで戻る。 時刻は11時43分。 トイレから少し進めば源頼朝像がある源氏山公園で、この辺は紅葉の時期、
かなり華やかな彩りになるはずである。 |
鎌倉 1、  鎌倉 2、   鎌倉 3、  鎌倉 4、   鎌倉 5、  鎌倉 6、   鎌倉 7、  鎌倉 8、   鎌倉 9、  鎌倉 10  もご覧下さい。