鎌倉散策 ( 源氏山 93m ) 2017.10.18 登山



【PHOTO & 記録 鎌倉散策 5−2】

ということで、それを確かめるべく源氏山とは反対方向、つまり左に道をとって下って行くと、 すぐにお目当ての 『 切通 』 が現れる。

ここには、岩を削って人一人が通れる幅の狭い道が造られており、 また足下には水を流すためであろう、溝が掘られていてなかなか面白い場所であるが、残念ながら距離は短い。
また、その溝には小さい秋が落ちている。

写真は下側からその切通を眺めたもの。

壽福寺の中門からこの切通に至るにはどうすべきかを知るべく、さらに先へと下っていくと、 丸太の横木による階段を経て、下側の墓地の一角に下り立つ。
右手の岩壁には岩を刳り貫いたやぐらのような穴が見えている。

道なりに墓地を通り抜けていくと、先程 昇った石階段の前の道と合流し、 その合流地点には 『 ← 源氏山公園 』 の標識が置かれている(写真。 小生は標識が示す左側の道から出てきた)

なお、写真において真っ直ぐ進めば、先程 昇った石階段の前に通じる。

さらに壽福寺からの道を確認すべく右に曲がっていくと、 すぐに右手に岩を刳り貫いて向こう側に抜けられるようになっている穴が現れる。

穴の先には明るい日差しに照らされた世界が広がっており、そこには民家が立ち並んでいて、 まるで穴が別世界への入口のようである。

さらに進んでいくと、右手の岩壁に 2つほどの穴が見られ、 2つ目の穴 (中に門扉があり、こちらも向こう側に抜けられるようである) の所で道は左に直角に折れて民家の横を進む。
そして、すぐに先程 壽福寺の中門から出たところにある道に合流したのであった。

つまり、小生は中門を出てそのまま寺の敷地に沿ってまっすぐ進んでしまったのだが、 源氏山に向かうには左の道を取るべきであったのだった。
時刻は 11時20分。

壽福寺を出たら写真にある左の道を進むのが正しい。
小生は真っ直ぐ進んでしまった訳である。

壽福寺の中門から源氏山へと向かう道が分かったところで、再び今辿ってきた道を戻る。

岩壁のトンネルの横を通り、丸太の階段 (写真) を昇って狭い切通を抜け、 先程 石階段から辿り着いた上側の墓地に至った後、今度はその墓地の裏手を進む。

ここからは完全に山道となり、木の根や岩が露出している道を緩やかに登っていく。

道は樹林帯に入る。
道の両側にはササや下草が繁っており、場所によっては木々が鬱蒼としていて、緩やかな勾配ながらも完全に登山モードである。

喧噪の車道、静かな寺院と墓地、そしてすぐにこの山道と、 この急激な変化には驚かされる。


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