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少し車道を戻り、
右手に 『 粟船山 (ぞくせんざん) 常楽寺 』 と彫られた石柱が見えてきたところで右に曲がって参道に入る。 両側を民家に囲まれた参道の先には萱葺きの山門が見えている。 その山門は柵にて通れないようになっていたため、脇のくぐり戸から境内に入る。 | |
すぐに正面、樹林の間に仏殿が見えてくるが、その手前にある銀杏の大木に目を奪われる。 右手に本堂、庫裡を見て、その大銀杏の横を進んで仏殿に向かう。 |
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また、仏殿の裏手に回ると、 そこにはこの寺の開基である北条泰時 (鎌倉幕府第三代執権)、中興の開基とされる龍淵和尚、 そして建長寺十三世 大応国師の墓が並んでいる。 写真は北条泰時の墓。 仏殿の東側にある小さな庭園を見れば、ほぼこれで見学は終わりであるが、
実は裏の山には木曽義仲の長男である義隆の墓もあるそうである。 | |
今度は車道を左に進んでいくと、やがて県道21号線との交差点 (常楽寺交差点) に至るので、 そのまま県道を横切って真っ直ぐ進む。 やや狭い道を暫く進んでいくと、丁字路にぶつかるのでそこを左に曲がり住宅街の中を緩やかに右にカーブしていく。 大船町内会館の横を進み、多聞院の境内に入る。時刻は 10時15分。 |
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この多聞院は隣にある熊野神社の別当寺 (神仏習合が許されていた江戸時代以前に神社を管理するために置かれた寺院) であったとのことで、 こちらも常楽寺と同様こぢんまりとしており、あまり観光の対象となってはいないようなので静かである。 奥の方には墓地もあり、またやぐらもあるようであるが、 多聞院の予備知識は全く無かったので、あまり長居せずにすぐに隣にある熊野神社へと向かう。 写真は多聞院の本堂。 | |
石造りの 2基の鳥居を潜り、階段を昇る。 本殿の後方は山になっていて、これから向かう大船切通はその山の上にあるようである。 |
鎌倉散策 (常楽寺・六国見山・明月院・朱垂木やぐら群) データ
上記登山のデータ | 登山日:2017.4.25 | 天候 : 快晴 | 単独行 | 日帰り |
登山路:常楽寺−多聞院・熊野神社−大船切通−高野台−六国見山展望台− 稚児の墓−六国見山三角点−明月院−鎌倉アルプス登山口−勝上献展望台−十王岩−朱垂木やぐら群−建長寺回春院奥平場−回春院・西御門分岐− 鎌倉市雪ノ下二丁目−二十五坊跡−鶴岡八幡宮−鎌倉駅 | ||||
交通往路:瀬谷−瀬谷駅−(相鉄線)−横浜駅−(横須賀線)−大船駅−(鎌倉湖畔循環バス)−常楽寺バス停 (徒歩・電車・バスにて) | ||||
交通復路:鎌倉駅−(横須賀線)−横浜駅−(相鉄線)−瀬谷駅−瀬谷 |
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