鎌倉散策 (常楽寺・六国見山・明月院・朱垂木やぐら群) ( 六国見山:147.1m ) 2017.4.25 登山



【PHOTO & 記録 鎌倉散策 4】

また、展望台の反対側、『 浅間大神 』 の碑の裏手に回れば、 樹林越しに横浜市街も見ることができる。
帰宅後、撮った写真を拡大すると、横浜ランドマークタワーの左後方にはうっすらとスカイツリーらしきものも確認できたのであった (肉眼では見えないが、空気の澄んだ冬場なら見えるのかもしれない)


10時53分、展望台を後にして先へと進む。
なお、この展望台には登らずにその下を迂回する道もあり、 当初の企画にあった北鎌倉駅からの道はその迂回路途中から南西に延びている。

ほぼ平らな山道を進んでいくと、 右手に 『 稚児の墓 』 と呼ばれる石塔が現れる。時刻は 10時55分。

帰宅後調べると、この墓は由比の長者であった染屋時忠の娘のものという説があるようである。
染屋時忠の娘が大きな鷲にさらわれ、その後、娘の残骨の一部がこの六国見山で発見されたとの話が残っており、 さらには、先程の多聞院に安置されている十一面観音はその胎内に娘の骨を埋めてあるとのことである。

さらに山道を進む。暫く平らな道が続くが、少し登り勾配になった先で、 突然道の真ん中に三等三角点が現れる。時刻は 10時59分。

これは六国見山の三角点で標高は 147.1m (因みに、国土地理院が見直しを行う前は 147.3mだったらしい)、 ここが正式な頂上のようである。但し、周囲は樹林に囲まれていて展望は全く無い。
なお、先程の展望台は約 144mとのことである。

また、三角点のソバ、道の傍らにはコンクリートブロック製の手作りの標識があり、 そこには 『 六国見山 』 の文字とともに、麻雀パイで 『 147 』 と書かれている (イーピン、スーソウ、七万)
さらには、メートルを表す 『 米 』 という字も、点棒とサイコロにて表されているのが洒落ている 。

頂上を過ぎれば、当然道は下りが多くなる。
小さなアップダウンを繰り返しながら徐々に下って行くと、やがて山道はあっけなく終わりとなり、車道の終点に合流することになる。
時刻は 11時4分。
これで山歩きが終わりでは物足りないが、致し方ないところである。

さて、ここからの道であるが、目の前の民家の塀沿いにも細い道があるものの、 標識が全く無いので、ここは事前学習の記憶に従って左に曲がって車道を下る。

少し下ると、すぐに右に鋭角に曲がる道が現れるのでそちらへと進む。
道は駐車場となってすぐに行き止まりになるが、その駐車場の手前に階段があって左に下る歩道が現れる (写真)

歩道を緩やかに下り、道なりに右にカーブして行くと、道は階段になった後に、 車 1台が通れる程の道になり、やがて丁字路にて車道に合流する。
時刻は 11時7分。

この丁字路にも標識はないが、明月院は右の方向にあるはずなので右へと進む。

後は途中に石碑や やぐらの跡らしきものを眺めながら道なりに下っていけば、 思った通り明月院であった。
しかし、この道は狭い割に結構車が通るので要注意である。

写真は途中にあった石碑群。



鎌倉 1、  鎌倉 2、   鎌倉 3、  鎌倉 4、   鎌倉 5、  鎌倉 6、   鎌倉 7、  鎌倉 8  もご覧下さい。



百名山以外の山のページに戻る   ホームページに戻る