さらに右に目を巡らせれば、南東の方向に、ガスに囲まれた 鳳凰三山が見えており、 地蔵岳、 観音岳の姿を確認することができる (但し、鳳凰三山とは言え、薬師岳は観音岳の後方にあるため見えない)。 そして地蔵岳後方の 富士山は、 頂上、そして右側斜面が少し見えている程度である。 しかし、今朝ほどのことを思えば、かなりの展望であり、 苦労して登って来た甲斐があるというものである。 | |
展望に満足して 13時19分に下山開始。 往路を戻る。 下る途中で一時的にガスに囲まれたものの、その後ガスがサーッと引いて 北岳が見えるようになるなど、 周囲の状況は目まぐるしく変わる。 写真は
御嶽。 |
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慎重に鎖場を下り、御来迎場には 14時11分に到着。 ハイマツの斜面を下り、鎖場、梯子を下って七丈小屋には 14時54分に戻り着く。
ここでも 10分程休憩し、15時5分に出発する。 五合目の鞍部には 15時44分に到着、ここでも 5分程休憩する。 写真は、五合目鞍部から少し登った所にある五合目小屋跡の広場。 | |
この五合目からは黒戸山への登り返しとなるが、
これが辛い (写真)。 そして刀利天狗には 16時30分に到着。ここでも 5分間休憩する。 |
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そして梯子、鎖場を下り、 刃渡りを 16時54分に通過、まだ明るい。 この頃になると
鳳凰三山を囲んでいたガスも
すっかり無くなり、地蔵岳、赤抜沢ノ頭、
高嶺がよく見える (写真)。 前屏風ノ頭を 17時丁度に通過した後、今朝ほど休んだ場所で再び 3分程休む。 |
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