ハイマツの緩やかな斜面を登っていく。 ただ、所々に青空が見えるようになり、さらには九合目にある剣が突き刺さった岩も 時折ハッキリ見えるようになるので、まだ望みはあるようである。 | |
喘ぎつつも斜面を登り切り、
御来迎場 (八合目) には 11時41分に到着。もうバテバテである。 地図ではここから頂上まで 1時間30分となっており、
頂上到着は 13時半近くになる計算である。 とは言え、周囲はガスで何も見えない状態であるため、気力の方は今一つである。 |
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と思ったら、やがて
八ヶ岳方面のガスが切れ、
赤岳、横岳、
阿弥陀岳、
硫黄岳が見えてきたではないか。 この状況に少し元気をもらい、頂上を目差して 11時52分に出発する。 | |
暫く緩やかな道を進む。 やがて道は登りとなって大きな岩群の右側を登っていく。 なお、ここの鎖には 『 結婚記念 』 云々の金属札が付けられていることで結構 有名である。 |
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この鎖場を終えると、難所の鎖場が現れる (写真)。 | |
前方を見れば、 先程 御来迎場手前から見えた 2本の剣が突き刺さった岩もかなり近づいてきているが、まだまだ遠い。 一方で、ここで少々嬉しいことがあった。 写真は 北岳。その右後方に 間ノ岳も見えている。 |
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