刃渡りを過ぎても、岩場のヤセ尾根は続く。 再び樹林帯に入り、コメツガなどの木々の間を進む。 やがて、この
甲斐駒ヶ岳黒戸尾根の特徴の
1つである梯子が現れる。 | |
連続する梯子、
鎖場を 1つづつ慎重にクリアしていく。 連続する梯子昇りでかなり息が上がったので、ここでも暫し休憩する。 |
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ユックリ休んで 8時59分に出発。 この辺は黒戸山の尾根を巻いて、斜面を横切るように道が作られているため、大変歩き易い。 | |
この歩きやすい道は比較的長く続くものの、
徐々に道は下り始め、やがて大きく下るようになる。 なお、その手前の斜面から前方を見上げれば、
これから越えて行かねばならない高みが 2つほど高く聳え、さらにその奥に 剣が刺さった岩を有する高み (九合目) が見えている。 |
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前回はこの小屋跡にて小休止したのだが、 今回は小屋跡の奥にある五丈岩 (岩を刳り貫いた祈祷所跡) に立ち寄るだけとし、 ここよりさらに下にある五合目鞍部まで下ることにする。 写真がその五丈岩。 | |
斜面をジグザグに少し下り、
祠のある五合目鞍部には 9時39分に到着。 鳥の声も聞こえず比較的静かな中、祠の上の岩から滴り落ちる水が 祠のトタン屋根に当たる音だけが聞こえている。 なお、記憶ではこの辺りに屏風小屋があったはずである。 9時50分に出発。 |
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