ここからは、いきなり長い梯子が現れ、屏風岩への登りが始まる。 また、そこかしこに多くの石碑 (霊神碑)、剣などが見られ、 この山に対する信仰の深さを感じさせてくれる。 | |
道はやがて緩やかになり、 今度は少し下りになった後、キレット状の場所を橋にて渡ることになる。 この橋の先にはまた急登が待っていて、今度は梯子が連続するようになって息が上がる。 しかし、本日は晴れているから良いものの、雨の日などは梯子も滑りやすく、 緊張感を伴う区間である。 |
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岩のゴロゴロした斜面を登り、傾斜がさらに緩み始めると、
やがて七丈小屋に到着。時刻は 10時38分。 小屋より先の方を見れば、山の方はガスにしっかり覆われており、真っ白である。 テンションがグッと下がる。 | |
10時48分に小屋を出発し、
桟橋などを通って崖の縁を進む。 その岩壁の上に昇り立てば、前方に高みが見えてくるが、ほぼガスに覆われており、 やはり本日 甲斐駒ヶ岳からの展望は 期待できないようである。 |
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テント場を過ぎ、樹林帯の中を登っていく。 周囲にダケカンバが目立つようになり、木々もかなり低くなってくると、 やがて道は岩の斜面にぶつかり、そこを梯子にて昇る。 | |
その先で、 『 㳒力不動明王 』 (と思う) と彫られた石碑と剣が立っている大岩 (写真) の下を回っていくと、そこから周囲はハイマツ帯へと変わる。 当然 展望も開けるはずであるが、
甲斐駒ヶ岳方面は
完全にガスに覆われており、時折ガスの間から剣が 2本突き刺さった岩 (九合目) が見える程度である。 |
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