甲斐駒ヶ岳 ( 甲斐駒ヶ岳:2,965.55m ) 2016.8.31 登山



【PHOTO & 記録 甲斐駒ヶ岳 6】

再び鎖場を通過していくと、今度は 甲斐駒ヶ岳方面が ハッキリ見えるようになり、しかもその後方には青空が広がっている。
先程まで 甲斐駒ヶ岳を覆い隠していたガスはすっかり抜けてくれたようである。これは嬉しい。

なお、定かではないが、写真中央の一番高く見える岩峰の左後方が 甲斐駒ヶ岳の東峰ではないかと思われるがどうであろう (東峰には駒ヶ嶽神社本社 = 横手駒ヶ岳神社奥社がある。 なお、竹宇駒ヶ岳神社の奥社は甲斐駒ヶ岳頂上にある。)

道は岩と岩の間の狭い所を登っていく。
途中に鎖場もあるが、さほど難しいものではなく、むしろここは下る時の方が気を遣う気がする。

やがて件 (くだん) の 2本の剣が刺さった岩が大きく見えるようになり、道はその大岩の下を左から巻いていく (九合目)

大岩の下は狭いながらも平らなスペースがあり、ここからは 北岳間ノ岳を見ることができる。
そして 鳳凰三山の方を見ると、 まだガスが絡んではいるものの、地蔵岳の後方に 富士山が少しだけ姿を見せてくれている。

かなり ノロい歩みを続けてきたが、このことが逆に幸いし、 良いタイミングで頂上に着けそうである。

この 2本の剣が刺さった大岩 (九合目) を過ぎれば、 甲斐駒ヶ岳の急所部分は終わりとなり、 後は岩場の道が続くだけである。

大きな岩がゴロゴロした間を縫うように進む。
再びガスが少し絡み始めるが、左手には 北岳間ノ岳、 そして右手には 鋸岳 (写真) が見えている。

ハイマツの中、 左手の高みを巻くようにして岩の道を登っていく。

高みに沿って左へ左へと登って高度を上げていくと、やがて前方に 甲斐駒ヶ岳の頂上が見えてくる。
さらに左へと進んでいくと、甲斐駒ヶ岳の東峰も姿を見せる。 頂上はその右後方である (写真右側の高み)
まずはハイマツの斜面を登っていく。

甲斐駒ヶ岳の頂上を見れば、 頂上にある石祠も見えてきている。もう少しである。

また、 鳳凰三山の方を見ると、 かなりガスに囲まれてしまっている。
しかし、その後方にある 富士山は その平らな頂上がガスの中から顔を出し始めている。

写真において 富士山の左下に見えている突起のある山が 地蔵岳で、突起は地蔵岳頂上のオベリスク。
また、地蔵岳の右に見えている山が 観音岳で、そのさらに右に見えている高みが 高嶺 (写真 右端) である。
実際は、地蔵岳から西に延びる尾根上に高嶺があり、観音岳は地蔵岳の後方、南東に延びる尾根上に位置している。



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