そして、稜線は大キレットを経た後、 南岳、中岳、大喰岳と ３，０００ｍ級の稜線が続いて 槍ヶ岳に至っている。
写真は、左から中岳、大喰岳、槍ヶ岳。

なお、その ３，０００ｍ級の稜線の手前下方に、もう一つ稜線が見えているが、 先程述べた赤岩岳、西岳、赤沢岳と続く稜線であり、写真の山は赤沢岳 （頂上は台形の左端） である。

槍ヶ岳の右には北鎌尾根、 北鎌独標が続き、北鎌独標の右後方には未だ雪を多く抱いている三俣蓮華岳が見えている （写真 中央後方の白き山）。
北鎌独標は 三俣蓮華岳の左方に見える黒き高み。

そして、三俣蓮華岳から右に下った稜線は、 鷲羽岳に向かって再び上昇を始めている。

そして、 鷲羽岳の右にはワリモ岳、 水晶岳 （黒岳）、真砂岳、野口五郎岳といった山々が続く。
しかし、野口五郎岳より右の稜線は手前の大天井岳、中天井岳に隠れてしまっている。

写真は、一番左の山が鷲羽岳。 そしてその右にワリモ岳が小さな三角形を見せており、さらに右に 水晶岳が続く。

こちらは上記写真のさらに右側。
写真 後方中央に見える山が野口五郎岳。
野口五郎岳の左側、１つ高みを経た後に赤牛岳が後方から姿を見せている。赤牛岳の左手前には真砂岳が見えている。
そして、先にも述べたように、野口五郎岳から右に続く稜線は、手前の大天井岳、中天井岳に遮られている。
なお、真砂岳の手前下方に見えている三角形の山は、牛首展望台である。

中天井岳 （写真 左端） の右後方には龍王岳、 立山 （雄山、大汝山） が見え、 さらに剱岳 （写真 後方中央） へと続いている。
立山の手前には東天井岳が見えており、 剱岳の右には 針ノ木岳 （写真 右端） が黒い三角形を見せている。

さらに、 針ノ木岳 （写真 後方左端の黒い山） の右手前下方には 燕岳も見えている。
そして、針ノ木岳から右に続く稜線は、少し間を空けた後、大きな山容の蓮華岳に繋がっている。
蓮華岳の右後方には、面白いことに 白馬岳の近隣にある清水岳 （しょうずだけ）、旭岳が見えており、その右手前には 鹿島槍ヶ岳が見えている （写真 左端後方）。