こちらの写真は、やや霞み気味ではあるが
鹿島槍ヶ岳。 ところがである、よくよく写真を拡大してみたところ、 吊尾根の後方に見えているのは白馬岳であり、さらにその左下に白馬鑓ヶ岳、 そして右下に五竜岳が見えているのではないか との結論に達したのである。 また、鹿島槍ヶ岳の手前には 餓鬼岳 (黒い山) も見えており、 そのさらにその左には唐沢岳 (前ページ参照。蓮華岳の手前) も見えている。 | |
そして、小蓮華山、乗鞍岳のさらに右、北北東の方角には、うっすらとではあるが焼山、 火打山、 妙高山が確認できる。 しかし、そのさらに右側、つまり北東から南にかけての山々は全くと言って良い程見え無い状態であり、 従って、先程うっすらと見えた 浅間山を始め、 八ヶ岳、 富士山、 南アルプス等々は全く確認できない。 写真ではぼやけていて分かりにくいが、
中央の山が火打山で、その左に高く盛り上がっている高みが焼山である。 |
|
それでも、北アルプスの雄大な展望を大いに楽しめたので十分満足である。 11時50分、下山開始。 前常念岳・三股登山口への分岐まで下ってくると、
何やら登山者 2名が騒いでいる。どうやらライチョウがハイマツの中にいるらしい。 | |
下方に常念小屋の赤い屋根を見ながら、岩の重なる斜面を順調に下り、 常念乗越には 12時36分に下り着く。 トイレ休憩等を行い、本日 見納めとなる 槍ヶ岳を中心とした稜線を目に焼き付けた後、 12時46分に一ノ沢に向かって下山を開始する。 |
|
少々緩んだ雪に足を取られつつも順調に下る。 途中、崩れ落ちそうな土の斜面を横切った所で右下方を見ると、
これから下る一ノ沢の雪渓が見えている (写真)。 そして、最終水場には 13時16分に到着。 | |
こちらの写真は、雪渓を横切った後、斜面を横切って進む道。 この斜面を横切る道が終わると、胸突八丁を下り、雪渓に下り立つ。 |
常念 1、  常念 2、   常念 3、  常念 4、   常念 5、  常念 6、   常念 7、  常念 8、   常念 9、  常念 10 もご覧下さい。