常念岳 ( 常念岳:2,857m ) 2015.5.27 登山



【PHOTO & 記録 常念岳 10】

 

一ノ沢の雪渓を下った後、木の橋にて右岸に渡る。
今朝ほど、うっかり入り込んでしまった雪のマウンドの横を通過し、水の流れる登山道を下る。
そして、今朝ほど一ノ沢を覆う雪の上を通って一ノ沢を渡った場所では、今回 木の橋を通って左岸に渡り返す。
そして、笠原沢には 13時57分に到着。
ここで暫し休憩する。

振り返れば、 常念岳方面が見えるが、 最早 逆光状態である。
14時3分、出発。

ダケカンバの細木が生える、ササ原の中を進む。
その中に 1本だけシラビソ (と思う) の木が立っているのが面白い。

再びシラビソの樹林帯に入り、緩やかに下っていく。

烏帽子沢を 14時25分に渡る。
今朝ほどと同様、流れる水にて顔を洗い、気合いを入れ直す。
烏帽子沢を渡り、写真のような桟橋を通って再び樹林帯に入る。

王滝ベンチを 14時42分に通過。

後は歩き易い山道なので何も心配いらないはずであったが、 山の神の少し手前を通りかかった際、左手斜面のササ藪から急にガサガサという大きい音が聞こえ、ササの間から真っ黒いものが見えたのだった。
熊ではないかと思うが確信はない。

しかし、帰宅後調べると、この辺は熊が出てもおかしくない場所らしく、 また今朝ほど見た糞も小さいながら熊のもののようであったので、熊に違いないと思っている。
襲われないで良かったが、先方も相当慌てていたようである。 五月蝿いぐらいの音がする南部熊鈴を付けていたのが良かったのかも知れない。

山の神には 15時10分に到着。
無事下山できた御礼を申し上げ、一ノ沢山岳相談所には 15時19分に戻り着いたのであった。

そこで再びトイレを借りた後、林道をユックリと下っていく。
さすがに疲れており、足が棒のようである。

駐車場には 15時35分に戻り着く。
駐車場には小生の車を含めて 7〜8台の車が駐まっている。無論、朝方の車とは大分入れ替わっている。
この駐車場の様子からも分かる通り、平日にも拘わらず、この山域には多くの人が入っていたようである。 小生が出会っただけでも、30人を越える登山者がいたので、土日はもっと混むものと思われる。

今回、3回目の 常念岳に登ったが、 初めてとなる一ノ沢コースを辿ったこともあり、大いに楽しむことができた (過去 2回は、三股から前常念岳経由で登っている)。 天候にも恵まれ、北アルプスの展望を堪能できたことも嬉しい。



常念 1、  常念 2、   常念 3、  常念 4、   常念 5、  常念 6、   常念 7、  常念 8、   常念 9、  常念 10  もご覧下さい。


めざせ百名山のページに戻る   ホームページに戻る