常念岳 ( 常念岳:2,857m ) 2015.5.27 登山



【PHOTO & 記録 常念岳 2】

 

気持ちの良い樹林帯を進む。
時折、左手樹林越しに雪の残る山肌がチラリと見える。

先に述べたように、道は左手下方の一ノ沢の流れに沿って進む。
その一ノ沢は雪解け水のためか水量が多く、白い飛沫 (しぶき) を上げながらゴーゴーという音を立てて、 もの凄い勢いで流れている。

道はその一ノ沢の流れに近づいたり、離れたりしながら進む。
そして、何回目かとなる河原に近づいた後、支流を渡っていくと、やがて、王滝ベンチに到着する。 時刻は 6時54分 (写真)
但し、ここの標識には 『 大滝 』 と書かれている。また、標識には常念小屋まで 3.6kmとある。

王滝ベンチから暫く水の流れの上を歩く。流れに足を突っ込まないように、 木の根や石を利用するが、大雨が降った場合、この道はどのような状態になるのであろう。

やがて、道は一ノ沢から一旦離れ、少し傾斜が急になる。
左手樹林越しには 常念岳方面がチラリと見える。
道は、左手に涸れ沢のような溝が走るシラビソの林の中を登っていく。

岩がゴロゴロしている道を登っていくと、やがて道は久々の下り斜面に入り、 河原へと下りていくようになる。

そして、この下り斜面では、 常念岳方面が良く見通せるようになる。
緑と白の混ざった鈍角三角形が青い空に鮮やかに浮き上がっている姿に、テンションがグッと上がる。

一ノ沢に近づいた後、岩がゴロゴロした道を登っていくと、 やがて斜面を横切る丸太の桟橋が現れ、そこを過ぎると烏帽子沢を横切ることになる。時刻は 7時17分。
沢横に立てられていた標識には、常念小屋まで 2.9kmとある。

沢は大きな岩がゴロゴロしており、その間を縫うようにして、 水量の少ない水が流れている。
流れる水で顔を洗い、少し気合いを入れる。

烏帽子沢を横切った後、丸太の階段を登って再び山に入り、 シラビソの林の中を登っていく。

一ノ沢の小さな支流をいくつか渡り、やがて樹林を抜け出すと、 一ノ沢の対岸に大きくガレた斜面が見えるようになる。

ここからはダケカンバの細木が生えるササ原の中を進むようになる。
前方左手には常念乗越と思しき下向きの円弧が見えている。
すぐに常念岳も見え始めるが、 常念乗越から常念岳頂上まで結構距離があることが見て取れる。



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