芋木ノドッケ、長沢山、天祖山 ( 芋木ノドッケ:1,946m、長沢山:1,738m、天祖山:1,723.3m ) 2018.6.5 登山



【PHOTO & 記録 芋木ノドッケ、長沢山、天祖山 8】

続いて砂礫の斜面を下っていくと、 やがて狭い草地の鞍部に下り立つ。
時刻は 11時23分。

なかなか気持ちの良い場所なので切り株に腰掛けて少し休憩するとともに、 地図を眺めて位置を確かめる。
どうやら、この先に桂谷ノ頭があるようである。

11時27分に出発。
ここからは目の前の高みを巻き、その後、岩が目立つ場所を過ぎてから細い尾根を登っていく。

木の根の目立つ斜面を登り切ると、そこには標識が立っているが、 標柱に場所を示す記述はない。
しかし、恐らくここが桂谷ノ頭であろう。時刻は 11時30分。

写真 中央、木々の間に標柱が見えている。

ここからも細い尾根の道が続く。
左手を見ると、木々の隙間から 両神山が見える。
しかし、埼玉県側はドンヨリとした曇り空で、両神山もその中にボーッと浮き上がっているといった感じである。

尾根は一旦下った後、すぐに岩が目立つ場所を登っていく。
地図で見ると、この登り着いた所が仏小屋ノ頭のようであるが、周囲にそのような表記は見られない。

道はやがて緩やかに右にカーブして下りに入り、 下り着いた後は小さなアップダウンがあるものの、総じて平らな道が続くようになる。

また、前方樹林越しに山がチラチラと見えるようになる。
恐らくこれから登る長沢山であろうと思われるが、残念ながらその姿をスッキリと見通すことはできない。

一方、右手前方には 天祖山がよく見え、その右後方には 鷹ノ巣山も見えている。

天祖山を見ると、そこに至るまでこちら側からそれなりの高さの尾根が回廊のように続いているのが見えている。
一旦大きく高度を落とした後に登り返すのではないことがよく分かって嬉しいが、それでも最後の登りがキツイことは前回の山行で確認済みである。

小さなアップダウンが続いた道も、やがて登りが連続するようになる。
但し、急登が続くのではなく、途中に平らな踊り場を挟みながら緩やかに高度を上げていく。

足下には下草も見られるようになり、花をつけたサラサドウダンの木も見られるようになって、 なかなか気持ちの良い登り斜面である。


芋 1、   芋 2、   芋 3、   芋 4、   芋 5、   芋 6、   芋 7、   芋 8、   芋 9、   芋 10、   芋 11、   芋 12  もご覧下さい。


百名山以外の山のページに戻る   ホームページに戻る