![]() |
さらに周囲を見回すと、
これまた根がタコ足のようになっている木の幹に 『 モミソノ頭 1584m 』 と文字を浮き彫りにした、
手の込んだ手作り標識を見つける (写真)。 なお、2つの標識に記載されている標高が異なっているが、
正しい標高は 1,594mである。 |
疲れを感じてきており、また朝食を食べてから 3時間経過していることから、 ここで休憩することにする。 しかし、このモミソノ頭には休憩に適する場所がないため、さらに少し先へと進んで、 幹が曲がったヒメシャラ (あるいは皮が剥けてしまったアセビ) に腰掛けて休憩する (写真 中央)。 |
![]() |
![]() |
9時9分に出発。 この後、小さなアップダウンを挟みながら緩やかに高度を上げていく。 |
道の方は一旦下った後、登りが始まる。 尾根の少し左下を進むのだが、尾根上に木が多いため、 ここまで勝手気ままに歩いていた登山者も必然的にこの道に集中せざるをえなくなったためと思われる。 また、いつの間にか樹相も変わってきており、 周囲にはコメツガやダケカンバなどが見られるようになる。 |
![]() |
![]() |
少し傾斜のキツイ登りが続くが、10分弱登り続けると、
また緩やかな道が続くようになり、やがて少し広々とした場所に出る。 今まで足下に草はほとんど見られなかったのだが、 この辺では樹林が切れる場所もあって日当たりがよいためか、下草が見られるようになり、 さらに進んで行くと今度はフキ (と思う) の群生地が現れる。 一方、この辺は倒木がそこら中にあってやや煩わしい。 |
やがて尾根も幅が狭くなり、左手の木々も疎らになってきたため、
少し左に寄り道をすると、
飛竜山が見えるようになる。 今まではチラチラとしか見えていなかっただけに、漸くモヤモヤが晴れる。 |
![]() |
芋 1、 芋 2、 芋 3、 芋 4、 芋 5、 芋 6、 芋 7、 芋 8、 芋 9、 芋 10、 芋 11、 芋 12 もご覧下さい。