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祠の屋根だけが残る場所を過ぎ、そのまま尾根通しに下って行く。 一旦平らな場所に下り着けば、 そこからは落ち葉が一面に敷かれている緩やかな下り斜面となる。 その後、短い急斜面を下って平らな場所に出た後 (写真)、 その少し先から急斜面の下りが始まる。 |
斜面をジグザグに下り、踊り場のような場所にて平らになった後、 その先からまた急斜面が始まる。 周囲は樹林帯であるため、前回の記憶として残っているようなモノはないのだが、 この斜面を下っていけば大日大神へと下り着くことだけは何となく分かるので、頑張って下り続ける。 しかし、疲れた身体にはこういう斜面はかなり応える。 |
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周囲に杉や檜が多く見られるようになると、 やがて斜面の先に大日大神の建物が見えてくる。 そして、西側から建物の前に回り込んで、大日大神の正面に立つ。 すぐにロボット雨量計 (天祖山雨量局) に到着。
時刻は 15時9分。 |
緩やかな傾斜の中、順調に足を進め、15時21分に 水源林巡視道の分岐を通過。 続いて支尾根に入り、 途中、壊れかけた祠とその先にある立派な祠を見たところで左に曲がって広い平らな場所を横切るようにして進んで行くと、 やがて前方に 『 日原 → この先急斜面注意 ! 』 と書かれた手書きの標識が現れる。 時刻は 15時33分。 |
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ここからは大きな岩を左手に見て、
落ち葉や岩屑が多くて滑りやすい急斜面をジグザグに下って行く。 ジグザグ道を下り終えて大きな岩壁の下を通り抜けていくと、今度は岩場の下りが待っている。 そして、岩場を終えるとまた石積みのジグザグ道 (その2) が現れるが、 こちらの石積みの登山道は絵になる光景である (写真)。 |
ジグザグ道を下り終えて少し進めば、下方に日原林道が見えてくる。 本日は、奥多摩に区切りを付けるにあたり、最後の山とも言える芋木ノドッケ、
長沢山に挑んだのであるが、ハイライトは山の方ではなく、地図上にない二軒小屋尾根の登りであった。 なお、これで奥多摩の主要な山はほぼ片付いたことになるので、 梅雨が明けたら他の山域、特に夏のアルプスを楽しみたいところである。 |
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