平ヶ岳 ( 平ヶ岳:2,141m、三角点は 2,139.6m ) 2014.10.11 登山



【PHOTO & 記録 平ヶ岳 2】

 

急斜面を息を切らせつつ登り、下台倉山には 7時52分に到着。
ここまでの登りがキツく、またお腹が張っているので休みたかったのだが、頂上は数人のグループに占められていたため、 そのまま先へと進む。

また、丁度小生が下台倉山に登り着いた時、そのグループ内の男性であろうか、 標柱裏の茂みからトイレットペーパーを片手に出てきたのだった。
何をしていたか想像に難くないところであり、文句を言いたいところだが、今の小生は この後同じことをしかねない状況なので、 黙って通り過ぎる。

なお、この下台倉山の頂上に至るまでに 5、6人に追い抜かれる。 地図で 2時間20分のところを、2時間弱で登って来たので、腹具合によりペースが落ちたとは言え、それ程遅くはないのだが、 この山は日帰り健脚向きのため、足に自信のある方が多く登って来ているようである。

この下台倉山からは稜線歩きとなるので、身体 (腹) への負担も少しだけ軽くなる。
無論、全くの平らという訳ではなく、それなりにアップダウンはあるものの、至って歩き易い。

加えて、ここからは展望がさらに良くなり、 燧ヶ岳を見ながらの歩きが楽しめるようになる。
さらには、途中から本日目指す平ヶ岳の姿も見ることができるようになり、 テンションが上がる (写真 左奥の山)
しかし、一方で改めてその遠さに驚くとともに、お腹の具合を思って、少し先行きが心配になる。

右側には時折 中ノ岳の姿も見えるようになり、 その手前に灰ノ又山、源蔵山、巻倉山、兎岳も見えている。

写真では、真ん中に写っている饅頭型の大きな山が中ノ岳。
その左に見えるのは兎岳で、兎岳の右側、中ノ岳の手前に見える山は巻倉山。
そしてさらに右に源蔵岳、灰ノ又山が続く。

暫く進むと 荒沢岳 (写真) の姿も見えるようになり、 さらには、中ノ岳の右側に 越後駒ヶ岳も姿を見せるようになる。

写真では、真ん中の三角形の山が荒沢岳。
荒沢岳の左、灌木にやや隠れ気味な山が、上の写真で述べた灰ノ又山である。

荒沢岳、越後駒ヶ岳は、 今年登ったばかりの山なので、こうしてキレイに見えると嬉しくなる。

やがて足下に木道が現れる。
以前に比べてかなり道が整備されたようである。

また、道の方は写真のように気持ちの良い稜線歩きが続くが、 無論、平らな稜線歩きばかりが続くのではなく、時折、西側 (右側) 斜面の下に入って少し暗い樹林の中を進むことがあるし、 小さなアップダウンも結構ある。
しかし、総じて展望は素晴らしく、また歩きやすい道が続き、加えて紅葉が朝日に輝いて美しい。

展望はますます広がり、 左前方の燧ヶ岳の方を見れば、 燧ヶ岳の右に奥白根山錫ヶ岳も見えてきている。
また、右手前方には至仏山と思しき三角形の山も見え、 さらには本日目指す平ヶ岳もかなりよく見えるようになってくる。

写真はその平ヶ岳方面。
左が平ヶ岳で、右が池ノ岳。 池ノ岳の斜面には、ササ原を分けるようにつけられた登山道も見えている。



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