平ヶ岳 ( 平ヶ岳:2,141m、三角点は 2,139.6m ) 2014.10.11 登山



【PHOTO & 記録 平ヶ岳 8】

 

黄金色に染まった草原の中、木道を下る。
前方には池ノ岳、そして池ノ岳の後方には、先日の荒沢岳登山で確認した丸山岳、 会津朝日岳が見えており、さらに左方、丁度真北の方向にはうっすらと浅草岳が見えている。

玉子石への分岐には 11時29分に到着。
ここから左への木道を進み、水場ならびに玉子石を目指す。
どうにかお腹の調子は収まりつつあるものの、また暴れ出すことは十分に考えられ、心配の種を抱えたまま緩やかな斜面を下る。

緩やかに下っていくと、やがて水場に到着。谷間を小川が流れている。
木道は水場から右へと進み、今度は流れに沿って緩やかに斜面を登っていくことになる。

やがて、テント場と思しき整地された斜面がある、 玉子石と池ノ岳との分岐に到着。時刻は 11時36分。

先に述べたように、池ノ岳から 平ヶ岳へと向かうと、 途中 2箇所 玉子石への分岐が現れる。先程 平ヶ岳からの下山時に左折したのが、 2番目の分岐点で、今回 このテント場のある分岐をまっすぐ進めば 1番目の分岐に至ることになる。

分岐点から道を左に取り、玉子石に向かって木道を進む。
道は登りとなり、足下は草原からササ原へと変わる。
左手を見れば平ヶ岳が見えるが、 ここからの平ヶ岳はその名の通り山頂が平べったく見える。

道はなだらかな斜面を横切っていくため、展望もなかなか良い。
南東を見れば燧ヶ岳、 そしてその右手奥に日光の山々を見ることができ、手前下方には 分岐から水場へと進んできた木道が見えている。

足下は再び草地となり、周囲に池塘が現れ、 池塘の向こうに荒沢岳を眺めながら進むことになる。

池塘の他、周囲にはハイマツ、そして矮性のオオシラビソなどが見られ、 大変気持ちの良い光景であるが、一方で草原にササがかなり入り込んでいるような場所も多々見られる。
また、足下は木道が続くが、平ヶ岳 頂上までに見られたようなしっかりとした木道ではなく、少し斜めになったり、朽ちかけた状態のものが多く見られるようになる。

玉子石までの距離が結構あるのに驚かされる。
玉子石も今回で 3度目であるが、人間の記憶はいい加減なものである。
気持ちの良い道が続くが、結構 アップダウンがあるのにも驚かされる。

疲れが出始めたからであろうか、暫くおとなしくしてくれていた腹具合の方は、 またまたガスがお腹の中で暴れ始め、少々苦しい。
ガスを外に出してしまえば良いのだが、先にも述べたように、ガスだけ出すのが難しい状況に思えるので、 ここは我慢するしかない。

お腹を宥めながら木道を進む。
結構長く感じられた道だが、一旦下りとなり、池塘の横を進んで登り返すと、待望の 玉子石であった。到着は 11時54分。

手前の岩に登って玉子石を眺める。その後方にある池塘群も含めて記憶通り。 素晴らしい光景である。



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