斜面を下り終えてからは、展望のない道が続く。
白沢清水を １３時１０分に通過し、台倉清水には １４時１分に到着。
ここで少々休憩して水分補給を行った後、台倉山頂上には １４時１４分に戻り着く。

お腹を駆け巡るガスに苦労しながら稜線を進み、 途中、２回ほど休憩をとって、下台倉山頂上には １５時１分に到着。
この稜線上で数人の登ってくる人たちと擦れ違ったが、この時間ではテントを張る頃にはかなり暗くなっていることだろう。

途中、稜線上では紅葉を楽しむ。
写真は、稜線から小沢平方面を見下ろしたもの。
陽を浴びて輝く紅葉の斜面の先に国道３５２号線が見えている。

さて、下台倉山からは長い下りが続くことになるが、 地図によれば駐車場到着は １６時半頃となるはずである。
恐らく、帰りの国道３５２号線は尾瀬御池からの車とひっきりなしに擦れ違うような気がするので、 もう少し暗くなった方が運転しやすいと考え （山道で狭い所があり、カーブも多いので、 全ての車がライトを点けてくれている状態がありがたい）、 加えてお腹の具合もあるので、ユックリ下山することにする。

途中に大休止を ２回挟み、お腹を宥めつつ下り、 林道には １６時３６分に下り着く。
林道を歩き、下台倉沢で顔を洗った後、駐車場には １６時５２分に到着。
なお、お腹の方は何とか持ってくれ、無事正規のトイレで用を足すことができたのだった。

ロングコースである上に、お腹に爆弾を抱えての登頂はかなりの苦行であったが、 山頂付近の景色に癒やされ、苦労の甲斐を感じさせてくれる山行であった。
惜しむらくは、もう少し早い時期に登っていれば、もっと素晴らしい紅葉を見ることができたということである。
しかし、本日は狙い通りの晴天で、満足度の高い山行であった。