雁坂嶺・破風山 ( 雁坂嶺:2,289.4m、東破風山:2,260m、西破風山:2,317.8m) 2017.9.13 登山



【PHOTO & 記録 雁坂嶺・破風山 11】

カーブミラーの所から樹林帯に入り、 ピンクテープを追いながら緩やかな斜面を下る。

テープは先程の避難小屋からのルートに比べてかなり疎らではあるものの、 下草の全く生えていない地面には踏み跡らしきものが見え、またテープが見つからない場合は少し身体の位置を変えたりすると、 テープのついた木が見つかるといった状況で、安心して下っていくことができる。

しかし、一方で展望の無い、退屈な下りが続く。
広い斜面の下りが暫く続くが、途中から細い緩やかな支尾根上を下るようになるので、道間違いの心配はさらになくなる。

単調な下りなので、早く新たな展開が現れることを願いつつ黙々と下って行くと、 前方にテープが 2段に巻かれている木が現れ (写真)、 そこからは今まで下って来た支尾根を外れて右側の斜面を下るようになる。
時刻は 13時48分。

これでもうすぐ近丸新道 (登山道) に合流かと思われたのだが、 そこからも暫くは緩やかに下り、支尾根のさらに支尾根を下るように進む。

その支尾根が急斜面にて行き止まりになったところで左に下り、 そこからは斜面を横切るように下っていく。

いつまでこの道は続くのかと思ってイライラし始めた頃、右下方に林道が見えてくる (写真)

登山道ではなくて林道が見えるというのもおかしいなと思いつつ、 テープを追っていくと、道は斜面途中で折り返して戻るようになり、やがて林道がかなり近くになってくる。

この辺はやや道が不明瞭なので、傾斜の緩そうなところを選んで林道に下り立つ。 時刻は 14時2分。

下っている方向に林道を少し進むと、前方に工事用の現場事務所が現れ、 そこから少し進むと、下方に西沢渓谷の 『 ねとりインフォメーション 』 の特徴的な屋根が見えてきたのであった。

てっきり近丸新道に下り立つと思っていたのだが、 どうやら先程まで歩いていた鶏冠山林道 (東線) を途中からショートカットして林道の起点に出たようである。

その 『 ねとりインフォメーション 』 の前には 14時5分に到着。
そこからは暫く舗装道を歩き、道の駅みとみには 14時24分に戻り着いたのであった。


写真は 『 ねとりインフォメーション 』 向かい側にある祠。
この祠は、先日 天狗岩にその奥宮を訪ねた大嶽山那賀都神社の分祠のようである。 この祠は何遍も見ているが、このことを本日初めて知る。

本日は倒木による道路封鎖により目的地変更を余儀なくされ、急遽 雁坂嶺、破風山に登ることになってしまった。
従って、モラールの上がらない、気乗りのしないスタートとなってしまい、また途中での体調不良もあって雁坂嶺、破風山には大変申し訳なかったが、 それでも登っている内に徐々に身体の調子も出てきて、稜線に出てからは結構 楽しむことができたのであった。

加えて、気になっていたバリエーションルートも辿ることができ、 代替の山ではあったものの、最終的にはかなり楽しめた山行であった。


写真は 道の駅みとみより木賊山、 鶏冠山方面。



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