雁坂嶺・破風山 ( 雁坂嶺:2,289.4m、東破風山:2,260m、西破風山:2,317.8m) 2017.9.13 登山



【PHOTO & 記録 雁坂嶺・破風山 7】

それでも出だしはほぼ平らな尾根道が続く。

シャクナゲやシラビソの中を 2分程進むと、展望が開けて、 背の低いクロベ (ネズコ)、ハイマツなどが生える、岩がゴロゴロした場所に飛び出す。
ここはいつ来ても日本庭園のようで雰囲気が良い場所だと思うのだが、実際は岩が多く少々歩きにくい。

道は再び樹林帯に入った後、再度 岩がゴロゴロした場所を過ぎると、一旦下り、そこから目の前の高みに向かっての登りが始まる。

一登りして傾斜がほぼなくなると、今度は岩が重なっている中を進むことになる。
岩は先程よりもかなり大きく、少々歩きにくい。
漸く岩の道が終わったかと思うと、またまた岩が現れ、少々煩わしい。

その中の岩の一つに登って前方を見れば、 西破風山が結構な高さで見えている。

何回か断続的に現れる岩の障害物を抜けると、暫くは平らな道が続くものの、 すぐに西破風山への登りに入る。

この登りも厳しいかと思ったのだが、 意外に簡単に登ることができ、道が平らになってきたかと思うと、先の方に標識が見えてくる。

西破風山の頂上到着は 11時20分。
東破風山からは 31分を要しており、『 奥秩父案内図 』 記載のタイムよりも 6分ほど多くかかってしまったことになる。

ベンチに腰掛けて地図を見ると、先程も述べたように、 雁坂峠からここまで 2時間20分とある。
一方、『 奥秩父案内図 』 記載のタイムの方は合計すると 1時間45分になっており、 『 奥秩父案内図 』 の方がかなり厳しめの所要時間になっていると納得する。

因みに小生は 2時間15分 (休憩含み) を要しており、 やはり時間がかかっていることは間違いない。

なお、三等三角点のあるこの 西破風山頂上も樹林に囲まれていて展望はほぼ無い。

ユックリ休んで 11時28分に出発。
暫くシャクナゲ、シラビソ、コメツガなどの生えるほぼ平らな道が続くが、樹林帯を抜けると展望が一気に開けるとともに、 そこから急坂の下りが待っている。

下った先には破風山避難小屋が見え、その周囲はササ原が広がっている (写真中央 手前のササ原)
そしてその後方に目を向けると、木賊山は相変わらず頂上部分がガス (雲) に覆われてしまっている。

もし、破風山避難小屋からのバリエーションルートが見つからなかった場合、 そこを登っていかねばならず、急であることに加えて展望の無い登りを考えると気が滅入る。 是非ともルートを見つけたいところである。



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