雁坂嶺・破風山 ( 雁坂嶺:2,289.4m、東破風山:2,260m、西破風山:2,317.8m) 2017.9.13 登山



【PHOTO & 記録 雁坂嶺・破風山 5】

その尾根歩きであるが、思った通り気持ちが良い歩きができる。
立ち枯れの中、時々差す日差しを浴びながら気分良く進んで行く。
体調の方はすっかり回復したのか、身体の怠さもなくなり、登ることが億劫とは思わなくなる。

このルートは 2回ほど通っているにも拘わらず、意外と新鮮に思えることもプラスに作用しているようである。
考えたら、前回 (2010年12月) は初冬で雪が積もっていたので、今回とは全く雰囲気が違ったからなのかもしれない。

道はほぼ平らになり、 正に “木の墓場” というような、立ち枯れの木のみが何本も立つ中を進むようになる。
展望もあり、気持ちが良いが、これ程の立ち枯れはやはり問題であろう。
救いは、先程と違って幼木が足下に見られることで、しっかり代替わりして欲しいものである。

なお、木の隙間から見える 富士山であるが、 やはり雲が絡み気味で、時折その一部が顔を出すといった状態である。

やがて立ち枯れの林は終わりとなり、 道は緑濃いシラビソの林に入る。
と思ったら、またすぐに立ち枯れの林が現れる。

道の方は小さなアップダウンがあるものの総じて歩き易く、身体の方も楽である。

左手を見れば、いつの間にか 富士山がその頂上を雲の上に出している。
やはり、この縦走路には 富士山の姿が不可欠である。

再び樹林帯に入った後、そこを抜け出すと、 展望が開けて前方に東西の 破風山が見通せるようになる。

しかし、その後方の木賊山はガスで姿が全く見えない。
富士山も頂上部分はまだ見えているものの、 先程よりも下の雲が上がってきている。

その後、また暫く樹林帯に入り、 そこを抜けるとまたまた立ち枯れの林が現れる。

立ち枯れが多いのは問題であるが、足下にはササ原が広がっていて全体的に明るく、 歩くのには大変気持ちの良い縦走路である。

樹林帯、立ち枯れの状態が交互に繰り返される中、何回目かに樹林帯を抜けると、目の前に 東破風山が見えてくる。
やはり遠目に見た時よりも斜面は急に見え、厳しそうである。



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