雁坂嶺・破風山 ( 雁坂嶺:2,289.4m、東破風山:2,260m、西破風山:2,317.8m) 2017.9.13 登山



【PHOTO & 記録 雁坂嶺・破風山 10】

道の方は崖を直接下るのではなく、 右側から崖の際を通って下って行く。
そして、12時55分、林道終点に下り立つ。

ここからは荒れた林道歩きが始まる。

写真は崖下の広場から崖を眺めたもの。
この崖の登り下りは、写真の左手の樹林帯の中にあるルートを使う。

ガードレールに沿って崖の縁を左に回っていく。
こちらは崖が大分崩れていて林道は荒れている。
崩れ落ちた岩の横を通って橋を渡る。

橋には 『 昭和50年12月竣巧 』 とあるので、 42年前にできたことになるが、いつ頃からこの林道は使われなくなったのであろう。

橋を渡って少し進むと、崖の上から水が流れ落ちている場所があった。
立ち寄ってノドを潤した後、顔を洗ってサッパリとする。

未舗装の林道歩きが続く。

少し進んだ後、また橋を渡る (写真)
橋の上には新しい轍がいくつも残っている。
先程、林道の荒れ状態を見て、林道が使われなくなったのはいつからかとの疑問を抱いたが、どうやら林道はまだ現役らしい。

また、林道脇には五輪塔のように石を積み重ねたものがいくつか見られるようになる。
どういう意味があるのであろう、ケルンのつもりなのであろうか。

少し進んで振り返ると、 西破風山、 そして避難小屋のある笹平の鞍部、そして木賊山へと続く稜線が見える。

また、笹平の鞍部の左手下方に滝も見えている。
恐らくあれが幻の滝と思われるが、遠目でありながらも急峻な岩肌を幾筋も水が流れている姿はなかなか見事である。

林道歩きが続くが、 次の懸案は林道からの下降点が見つけられるかということである。
尤も、このまま林道を歩き続けても、歩く距離は長くなるものの西沢渓谷には辿り着けるのだが・・・。

20分程歩いたところで、 右のガードレール脇の木にピンクテープがつけられているのが見えてくる。
これが下降点かと思ったが、下を覗いてみると斜面にピンクテープなどは見られない。ここはそのまま林道を歩き続ける。

さらに数分後、右のカーブミラーの所に手作りの五輪塔もどき (写真) が門のように 2基並んでいるのが見えてくるが、その後方は急斜面なのでここも下降点ではないようである。

その後もピンクテープが 2回ほど現れたが、 どちらも下降点ではないようなのでそのまま歩き続ける。

もしかしたら下降点を見落としたのかもしれないと思いつつ歩き続けていくと、 今度は右手のカーブミラー、そしてその手前の木にいくつものピンクテープがつけられているのが見えてくる (写真)

どうやらここが下降点のようで、確かにそこから右に下る緩やかな斜面にもピンクテープが見えている。
これで一安心。時刻は 13時29分。



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