牛のアートと牛の情報を発信する

  Kiyo's cattle art gallery

 

        

ようこそ、早坂貴代史の牛アート館へ        Welcome to the cattle art gallery of HAYASAKA Kiyoshi




   ごあいさつ  

 牛の仕事に関わりながら、50年間、牛を主題とした油絵を描いてきました。私にとって、牛は身近な仲間であるとともに、牛を知ることが本業でもありました。
 
 2015年から画作に専念する環境が整い、
牛の生活やそれを取り巻く自然や人を主題に、リアリズムに基づいた牛の油絵を制作していこうと思います。
 

 牛 とは何かを知って頂くために、絵の展示の他、牛の情報コラムなども掲載し、牛博物誌型アート館を目指しています。2020年6月に画文集「牛のいる風景と文化をえがく」を出版しました。
                                 (2024年1月記)


           
2024年出品の展覧会のお知らせ(詳細、展覧会案内をご覧ください)

▼4月 第13回白河那須文化交流美術展 '24/4/21〜28

▼5月 第38回栃木県美術展 '24/5/3〜5/7

▼5月 第93回第一美術展 '24/5/29〜6/10 6/6休館

▼未定 第一美術栃木グループ展  

▼未定 第75回 那須地区芸術祭洋画展
1.国民宿舎さんべ荘での個展は'04年1月10日(土)で終了しました。詳細はこちらへ 個展作品を牛アート館T室に常設展示していま す。    
2.
国民宿舎さんべ('05年4月2日〜5月20日)の2回目の個展 は終了いたしました。        個展風景はこちらへ                  
3.銀河高原ビール園('05年11月2日〜14日)での個展は終了しました。
個展風景はこちらへ

4.県総合文化センター('08年3月1日〜5日)  のでの個展は終了しました。 個展総括はこちらへ
第2回早坂貴代史油絵展(‘23/10/25〜29)
個展の様子とギャラリートークをYouTube「うしきよチャンネル」で配信


第1回早坂貴代史油絵展(‘21/9/16〜20)
個展の様子とギャラリートークをYouTube「うしきよチャンネル」で配信


第4回日美展(‘21/8/5〜14)絵画部門 出品作2展
 「朝の光」 最優秀賞
 「牧舎に帰る牛達」 優秀賞
      案内はがきはこちらへ

2020年6月にに「牛のいる風景と文化をえがく」を出版しました。
 わが国の牛に関する情報を含んだ画文集で牛の文化誌です。私が描いたわが国の牧牛のいる風景画84点と自らの見聞をもとに,地域の酪農,肉牛生産を紹介します。またわが国の牛事情と歴史文化の軌跡,および研究した牛の行動生態を解説します。さらに19世紀西欧の牛の自然主義絵画から当時の牛がどのように飼われていたかを論考しています。

Amazon内の書籍(POD版)と電子書籍(Kindle版)ページはこちらへ

書籍紹介用動画(Youtube サイト)はこちらへ

プレスリリース:下野新聞 2020年7月27日付け23面
          十勝毎日新聞 2020年8月1日付け11面
         日本経済新聞 2020年11月5日付け44面 

YouTube「うしきよチャンネル」 2021年5月21日 開局

▼白秋所感
2016年の「伊藤若冲展」(都美術館)に引き続き、2017年3月「ミュシャ展」(国立新美術館)を見に出かけました。16年かけた「スラブ叙事詩」20点の超大作を前に圧倒され、武者震いしました。なぜ絵を描くのかという古くて新しい命題を改めて考えさせられました。「天の力ではなくてはと思うことを、人がやってのけることもある」(シェークスピア)(2017/3/21)

「Kiyo's牧場視てある記」に北海道標茶町の多和平公共育成牧場を200.01.07に、,同弟子屈町の900草原、同中標津町の開陽台を2011.1.20に、同北斗市のきじひき高原牧場を2011.2.19にアップしました。

   ○お知らせ                                                            
1.作家の絵はがき1.「牛との対話」の群馬県下仁田町にある神津牧場での販売は終了しました。山で生活しているジャージ牛を見に行こう。はがきの絵の解説をご覧になりいたい方は牛アート館T室へ。

2..ジャムといえば果物が原料ですが、「牛乳ジャム」をご存じですか。
3..人気のKiyo'sことばのコラムに続き、 小咄(こばなし)「 The 笑いの館」オープン。
4.日本草地畜産種子協会の依頼で、ふれあい牧場向けのジグゾーパズルの原画を提供しました。
5.福島原発事故による[営農再開に向けた牛舎・パドック清掃のポイント」」のマニュアルが2016年3月に発行されました。Kiyoは主にその編集を担当しました。


 ▼飼養管理面から初めて泌乳持続性を言及した論文
1.早坂貴代史ら(2014)、泌乳・体重諸項目の主成分分析に基づくとうもろこしサイレージ主体混合飼料給与の泌乳牛群における栄養管理法
この論文ファイルのダウンロードはこちらへ 
2.泌乳牛群の群分け優先度及び群管理の牛群条件と標準TDN含量
この成績のファイルのダウンロードはこちらへ
  3.早坂貴代史ら、北海道ホルスタイン検定牛群の泌乳曲線形状の実態とその泌乳・繁殖特性、及び除籍理由.北農研報 198:23-58.2013.
この論文ファイルダウンロードはこちらへ(p.27-62を部分印刷してください)


リンクコーナー 
講演会資料  乳用牛群検定全国協議会で私が講演した乳牛のボディコンディションに関する資料です。
ふれあい牧場  観光を兼ねた牧場が探せるよ。草地に牛が放してある風景はいいものです。 
 畜産ZOO鑑 わかりすい易しい説明(これがなかなかできない)をしています。これを見れば家畜の通といってもよいでしょう。 
牛群検定  牛群検定ってご存じですか。酪農家が自分の牛群を知り、交配計画や飼養管理を行う上で指針となります。またわが国の乳牛改良や飼養管理の向上に利用されます。
   
   
   

  

 

 

 

 

 

  

Kiyo's 牛アート館のご案内
1.牛アート館T室  2003年の個展作品20点を解説付きで展示しています。
2.牛アート館U室  主に2000年以前のKiyoの作品を展示しています。
3.牛アート館V室  外国人画家による牛の絵を解説付きで展示しています。
4.牛アート館W室  2010年以前のKiyoの作品を展示しています。
5.牛アート館X室  新作を順次展示していきます。
6.現代ウシ事情   家畜牛の生産や技術などの現代事情を解説、論評します。
7.Kiyo'sつれづれコラム  Kiyoの生活記録や感じたこと、牛などの体験つれづれコラムです。お気楽に書いています。
8.Kiyo'sことばのコラム.  主にことばに関するトリビアでおかしい名言(迷言?妄言?)コラムです。このコラムが一番いいねというひねくれた奇特な人もいます。
9.The 笑いの館  核心をつかない、寸鉄釘を刺さない視点と鈍い機知で世の中の出来事に消極的に立ち向かうザ・笑いの館 
10.Kiyo's牧場視てある記  普段あまり牧場(まきば)にいったことのない方は覗いてご覧。日本にはいい牧場(まきば)がいっぱいあります。
11.牛の行動コラム牛の管理コラム  牛のことを知りたい方、ここを読めば少しずつ牛の生活や飼養管理法が見えてきます。たぶん。
12.Kiyo'sお仕事  つまりKiyoの研究してきた内容の一覧です。ちょっとむずかしいかも。
13.リンク集  絵画関係以外も充実してます。関心のあるサイトにアクセスしてみて下さい。
                           ▽▲   牛は万物の代表  ▽▲    (From Kiyo'sことばのコラム 、2004.7/10記)   

   牛偏の漢字は、その構成部分の解字から、その意味を容易に類推できる表意文字といってよい。▽「牟(ぼう)」は、牛の鳴き声で、ムの下の牛がムオーと鳴く感じである。「牢(ろう)」は、家畜をかこう小屋から罪人が入る獄(ひとや)へ。「牧(まき)」は、牛を繁殖、飼養する場所である。「犠」と「牲」はいけにえを表す。「牽」はつなで引く。 「犇(ほん)」は、驚いて走る、ひしめくの意味で「奔」の古字である。さらに次の二つは面目躍如たる牛偏漢字である。「特」は、一群の中で目立つ種牛から、他に例がない、とりわけ優れたさまをいう。「物」は、色あいの定かでない牛で、一定の特色がない意から、いろいろなものを表し、牛はものの代表との意味合いもある。「特」と「物」は同じ牛偏で対照的な意味にも関わらず、牛が優れた万物の代表と帰結できるのである。牛を知ることは万物を知ることであり、牛の絵を描くのは万物を描くことである。思いの外、意義深いことである。勝手ながらそう考えると、これまでの人生、幸せな気分になる。

作品等の著作権は作家に帰属します。無断転載は禁じます。

© Copyright 2004  Kiyoshi HAYASAKA All rights reserved 

シバ草地への放牧マニュアル、『わかる繁殖和牛のシバ放牧』刊行のお知らせ

 中国地方の三瓶山や隠岐地方などでは、伝統的にシバ草地へ和牛を放牧し、使役に供したり子牛の生産を行ってきました。和牛の目的が役用から肉用へと移り変わるにつれ、放牧は一時衰退しましたが、今また省力で低コストな和牛生産と景観保全などの目的で放牧が見直されています。
 私は2001年から4年間シバ草地放牧に着目して研究を続けてきましたが、わかりやすく解説した指導普及マニュアル『わかる繁殖和牛のシバ放牧』(A4版、33ページ)を刊行することになりました。
 このマニュアルは、シバ草地に雌牛を放牧して放牧地で子牛を分娩して育てることを目的に、ウシが必要とするエネルギー、タンパク質及びミネラル量、放牧面積に適正な頭数や期間、退牧を決める際の目安、などが記されています。内容は主に中国四国地方での放牧を前提としていますが、それ以外の地域にも適用できるよう、シバ草高をエネルギー不足や退牧の目安とする方法も解説してあります。
 マニュアルの電子版(PDFファイルで508kb)は、近中四農研のホームページの『技術情報』からダウンロードすることもできます。
            2005年4月刊行

            A4判33ページ