愛媛県松山市の松山地方裁判所の隣にある安藤忠雄氏設計の「坂の上の雲ミュージアム」の2階のカフェで食べた「一六本舗」の「伊予柑(いよかん)マドレーヌ」
「みかん王国」愛媛県の「みかん」のことは、2015(平成27)年4月11日愛媛県松山市の松山空港内の「スカイショップ」で購入した「ドライみかん」でご紹介しました。
今回は、愛媛県特産の「伊予柑(いよかん)」を原料にした「伊予柑マドレーヌ」をご紹介します。
「伊予柑」は、柑橘類でミカンと文旦(ぶんたん)の交雑種と考えられている「タンゴール」(柑橘類の雑種の呼称です。)の1種で、果汁はジューシーで甘く香りがよいミカンです。
伊予柑の皮は若干厚めです。
「文旦(ぶんたん)」のことは、2012(平成24)年2月29日文旦(ぶんたん)、ザボン、晩白柚(ばんぺいゆ)(愛媛県宇和島市)でご紹介しています。
「タンゴール」のことは、2014(平成26)年4月19日沖縄県那覇市の「ブルーシールアイスクリーム」の「タンカンシャーベット」でご紹介しています。
更に、「タンゴール」の1種の「せとか」については、2015(平成27)年3月23日愛媛県松山市の一番の繁華街「大街道(おおかいどう)」の中にあるジュースと果実を販売している「nomaーnoma」の、最高に甘くて美味しいミカンジュース「甘平(かんぺい)ジュース」でご紹介しています。
「マドレーヌ」は、主となる材料がそれぞれほぼ等量の薄力粉(小麦粉)、全卵、砂糖、バターで、それにベーキングパウダーを加えてマドレーヌ生地を作り、それを焼き型に入れてオーブンで焼くお菓子です。
貝殻型の焼き型で焼くことが多いようです。
「伊予柑マドレーヌ」は、完熟した愛媛県産の糖度が高く皮の色つきのよい伊予柑を選び、その皮を水煮した上でグラニュー糖のシロップに漬けてピールに仕上げ、その仕上げた伊予柑ピールを上記のようなマドレーヌ生地に混ぜ合わせ香り高く焼き上げています。
ハチミツも入ってしっとりしたマドレーヌ生地の食感と甘さ、そして伊予柑ピールの贅沢な香りと風味と甘酸っぱさがハーモナイズしてとても美味しいマドレーヌです。
「伊予柑マドレーヌ」の製造者は、2014(平成26)年2月9日愛媛県松山市の「一六タルト」(柚子(ゆず))と、2015(平成27)年3月28日愛媛県松山市の「一六タルト」で有名な「一六本舗」の、一六名物「しょうゆ餅(もち)」でご紹介した「一六本舗」(電話番号0120-161-647)です。
コーヒーとセットで「伊予柑マドレーヌ」を食べた場所の「坂の上の雲ミュージアムカフェ」(電話番号089-915-2600)は、2015(平成27)年3月28日愛媛県松山市にある「労研饅頭(まんとう)たけうち」の愛媛県民のソウルフード「労研饅頭(ろうけんまんとう)」でご紹介した、松山市随一の繁華街「大街道(おおかいどう)」の近くの松山地方裁判所の隣の「坂の上の雲ミュージアム」の2階にあります。
ミュージアムの展示スペースに入らないで、カフェだけの利用も可能です。
「坂の上の雲ミュージアムカフェ」は、広々とした静かな空間で、広いガラス空間から見る城山の眺望がとても素晴らしいです。
ゆっくりコーヒーとお菓子を楽しめます。
お菓子は、「伊予柑マドレーヌ」だけでなく、2015(平成27)年3月24日愛媛県松山市の菓匠「うつぼ屋」の、夏目漱石の小説「坊っちゃん」に因(ちな)んで作られた道後温泉銘菓「坊っちゃん団子(だんご)」でご紹介した「坊っちゃん団子」やその他の松山銘菓も楽しめます。
「坂の上の雲ミュージアム」は、逆三角形の特異なフォルムのガラス面と打ちっ放しのコンクリート面が多用された建物です。
逆三角形という大胆な形状の地上4階地下1階の鉄骨鉄筋コンクリート造りです。
有名な建築家安藤忠雄氏の設計です。
なお、安藤忠雄氏の設計した建物に関しては、2002(平成14)年8月31日兵庫県の蓮池の地下に本堂がある本福寺と淡路夢舞台&ウエステインホテル淡路と、2011(平成23)年10月11日瀬戸内海の香川県の直島(なおしま)の地中美術館、李禹煥(リウファン)美術館、ベネッセミュージアム、そして巨大南瓜(かぼちゃ)のオブジェでご紹介しています。
そして、「坂の上の雲ミュージアム」は、小説家司馬遼太郎氏の代表作である、愛媛県松山市出身で、日露戦争で活躍した秋山好古(よしふる)(陸軍で活躍)・秋山真之(さねゆき)(海軍で活躍)兄弟と俳人正岡子規を描いた「坂の上の雲」の小説を軸としたまちづくりの中心を担う施設とのことです。