瀬戸内海の香川県の直島(なおしま)の地中美術館,李禹煥(リウファン)美術館,ベネッセミュージアム,そして巨大南瓜(かぼちゃ)のオブジェ

2011(平成23)年10月11日

 瀬戸内海に浮かぶ直島(なおしま)は,香川県高松港から50分(高速艇だと20分),本州側の宇野港から20分のところにあります。

 世界が注目していると言われている現代アートの島です。

 ここに,3棟とも有名な建築家安藤忠雄が設計した美術館があります。

 地中美術館は,建物のほとんどが地中に埋設された美術館で,安藤忠雄らしい打ちっ放しのコンクリート壁で作り出す独特の空間が,自然のうつろう光と溶け合っています。

 クロード・モネの睡蓮の大きな絵が1部屋に5点近く常設展示されています。

 その外に異空間を体験できる作品等もあります。

 李禹煥(リウファン)美術館は,国際的に評価の高いアーティスト李禹煥と安藤忠雄のコラボレーションで出来た美術館で,安藤忠雄の打ちっ放しのコンクリート空間と李禹煥の石と金属が織りなす作品がマッチしています。

 ベネッセミュージアムは,美術館とホテルが一体になった施設で,安藤忠雄の設計らしい建物です。

 直島の表玄関の宮浦港には赤い巨大な南瓜(かぼちゃ)のオブジェが,ベネッセミュージアムの坂を下りた海岸には巨大な黄色い南瓜(かぼちゃ)のオブジェがあり,海の青い色とのコントラストが印象的です。

以上
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